【FFTイヴァクロ】ジョブ解放条件と習得アビリティの短評まとめ

2025年9月30日、PS1版の原作発売から28年の時を経て、遂にリメイク版の「ファイナルファンタジータクティクス – イヴァリース クロニクルズ」が発売されました。

そこでまずは基本中の基本、各ジョブの解放条件と各ジョブで習得可能なアビリティをまとめておこうと思います。

本作のレビュー記事はこちらです。

ジョブ解放条件

各ジョブ習得アビリティと評価

前提として、リアクションアビリティは「装備武器ガード」と「見切る」を除いてそのキャラのBrave値%で発動します。Brave90なら90%で発動。

見習い戦士

本ゲームの最重要アビリティと言っても過言ではない「獲得JPアップ」を覚える重要なジョブ。

序盤ではとりあえず付けておいて間違いない「移動+1」も覚える。

アクションアビリティの「ためる」はエフェクトが短くその場でいくらでも使用可能なため稼ぎに優秀。

アイテム士

ノーチャージで復活させられる「フェニックスの尾」は事故防止のため非常に便利。

アイテム士のジョブ特性に「アイテム投げ」があるのでアイテム士でなら何もしなくても離れたターゲットに投げつけられるが、アイテムアビリティを他ジョブにセットした場合は隣接した仲間にしか使えないので注意。

リアクションアビリティの「オートポーション」は被ダメージ時にBrave値％で発動し、手持ちのポーション系で自動回復するというもの。ポーションが無ければハイポーションで、ポーションもハイポーションも無ければエクスポーションで回復するため、高Braveキャラだと不沈艦と化す。対ウィーグラフ戦の解法その1。

基本ステータスは低いが銃装備が可能なので意外と終盤でも戦える。

イヴァリースクロニクルズではジョブ特性にアイテム発見移動が追加され、アイテム士に就きながらムーブアビリティにあえてアイテム発見移動をセットするとレア発掘確率が上がるように。

ナイト

見習い戦士LV2でジョブチェンジ可能。

高火力で蹂躙する事が多いゲームなので補助系の揃う戦技は微妙に出番が少ないが性能自体は上々。「パワーブレイク」や「スピードブレイク」で敵を無力化して稼ぎも行える。

「装備武器ガード」はリアクションアビリティが出揃わない序盤～中盤において、確実に効果を得られる優秀アビリティ。

「剣装備」は聖剣技等を使うネームドキャラが剣装備できないジョブに就く場合に便利。

モンク

ナイトLV3でジョブチェンジ可能。

チャージ無しMP無しで遠距離攻撃、範囲攻撃、範囲HP回復、状態異常回復、蘇生が行える万能ジョブ。

ただし拳術アビリティは「格闘」のサポートアビリティが無いと威力減なので他ジョブで使用する場合は注意。(モンクはジョブ特性として格闘持ち)

「瀕死HP回復」はウィーグラフ戦の解法その2。

風水士

モンクLV4でジョブチェンジ可能。

チャージ無しMP無しで必中の遠距離範囲攻撃と確率で状態異常付与ができる便利屋。ただしその地形に対応した風水術を習得していないと発動できない。

風水術のダメージは物理攻撃力と魔法攻撃力の両方に依存するが、魔法攻撃力の方が影響力が大きくサポートアビリティの「魔法攻撃アップ」で威力が増す。

全員風水士(アビリティも風水士のもののみ)という縛りプレイをした事がありましたが楽しかったです。状態異常まみれ。

弓使い

見習い戦士LV2でジョブチェンジ可能。

射程可変/障害物を越える/盾が持てない弓と、射程固定/障害物に阻まれる/盾が持てる自動弓を使い分けて戦う。

チャージアビリティは値が大きいほどチャージ時間が伸びて威力が上がるというもの。正直微妙。

敵の回避率が0扱いになる「精神統一」は戦技や盗むの成功率にも貢献してくれる。

「反動スピードアップ」はウィーグラフ戦の解法その3。

シーフ

弓使いLV3でジョブチェンジ可能。

まずは「移動+2」が重要。女性キャラだとこれが最終ムーブアビリティになる可能性も。(男性は吟遊詩人の移動+3がある)

盗むアビリティや「キャッチ」や「密猟」はコレクターの必須アビリティ。

盗むの成功率はスピードに依存する。サポートアビリティの「物理攻撃アップ」や「格闘」でも少し成功率が上がる。

「メンテナンス」持ちからは絶対に盗めません。原作でエルムドア侯爵から源氏装備が盗めなかったのはエルムドア侯爵のアークナイトのジョブ特性に「メンテナンス」があったからですが、本作イヴァクロでは削除されています。つまり源氏装備が盗めるってこったぁ。

竜騎士

シーフLV4でジョブチェンジ可能。

ジャンプアビリティは水平が攻撃可能な距離、垂直が攻撃可能な高度差を表し、各8を取ってしまえば低いジャンプは取らなくてもよい。

ジャンプの着地タイミングはAT確認しても表示されないため、当てるには慣れが必要。こちらのスピードが高いほど降りてくるまでの時間が大きく短縮される。

ジャンプは必中。ただし白刃取りはされる。銃と同じような扱い。

使いこなせば長射程のジャンプは恐ろしく便利だが、それはさておき重装備+射程2の槍だけでも充分強いジョブ。

侍

ナイトLV4、モンクLV5、竜騎士LV2でジョブチェンジ可能。

チャージ無しで敵味方を判別しながら広範囲に攻撃や回復できる便利な引き出すアビリティを習得する。ただし使用にはアビリティ名に対応する刀を所持している必要があり、更に確率で刀が壊れる。

侍自体は物理攻撃力が高いジョブだが、引き出すアビリティは魔法攻撃力依存なので注意。サポートアビリティの「魔法攻撃アップ」も適用される。

成功率100%で味方のみにプロテスとシェルをかける「清盛」が優秀。同様にヘイストとリジェネをかける「正宗」は更に強力だが、正宗の量産にはLV95忍者の投げるをキャッチする必要があり、そこまでやりこむのであればヘイストやらリジェネなんて無くてもなんとでもなる。

「白刃取り」はBrave値%で様々な攻撃を無効化する最強リアクションアビリティの一角。一般的な近接通常攻撃はもちろん、弓や銃攻撃、戦技や盗むやジャンプ等も無効化してしまう。

忍者

弓使いLV4、シーフLV5、風水士LV2でジョブチェンジ可能。

みんな大好き「二刀流」を習得する強ジョブ。

サポートアビリティに「格闘」をセットすればお手軽最強火力になる。

投げるアビリティは投げる武器の威力と自身のスピード値によりダメージが変動し、射程は自身のMove値と同等。武器威力自体は高いがダメージに幅がある連接棍(槌)や斧は、投げると常に最大威力で計算される。

リアクションアビリティの「見切る」は全ての回避率を2倍にするというもので、こちらもリアクションアビリティの中では最強の一角。白刃取り不可の魔法等も装備次第では高確率で回避できるようになるが、アクセサリー枠がマントで埋まりがちなのと銃等の元々命中率100%の攻撃は防げないという弱みもある。

白魔道士

アイテム士LV2でジョブチェンジ可能。

FFプレイヤーであれば白魔道士はパーティに欠かせない存在だと思い込みやすいが、実際にはFFTというゲームでは微妙な立ち位置。

Faith値や仲間との星座相性により安定しない回復量、発動までにチャージタイムが必要、そもそもやられる前にやる方が圧倒的に楽なゲームバランスと、ヒーラーとして活躍するための課題は多い。

ただしホーリーだけは高火力、必中、チャージ時間短めと別格に強力。白魔道士とは。カメレオンローブ(聖属性吸収)を着せて敵味方まとめて算術ホーリーをぶっ放す禁断技はあまりにも有名。

陰陽士

白魔道士LV3でジョブチェンジ可能。

低コストで敵を完全無力化する「不変不動」、敵最大HPの25%分のダメージを与えて吸収する「命吸唱」が優秀。命吸唱は4発当てればどんな敵でも倒せるという事であり、最大HPの多いルカヴィ戦で特に使える。

その他、埋もれた財宝発掘のための低Braveキャラ作成に使う「狐鶏鼠」はやりこむ際にお世話になる(ベイオウーフが加入するまでだが)。

陰陽士の「MP回復移動」と時魔道士の「MPすり替え」の組み合わせは鉄壁を誇る。

話術士

陰陽士LV3でジョブチェンジ可能。

敵を仲間にする事が可能な唯一のジョブ。

人間であれば装備品を丸ごと奪えるし、貴重なモンスターであれば卵を産ませて養殖出来たり。モンスターオンリーの縛りプレイなんかも面白かった。

黒魔道士

アイテム士LV2でジョブチェンジ可能。

魔法攻撃力は全ジョブでトップ。

弱点を突いたり属性強化装備を揃える事で更に火力アップが見込める。

また、ファイア系は雨天時にダメージ減、ブリザド系は降雪時にダメージ増、サンダー系は雨天時にダメージ増という特徴がある。ファイアさんかわいそう。

黒魔道士の必殺技とも言えるフレアは、技性能としてはホーリーに完敗(というかホーリーが強すぎる)。無属性という特徴は誰にでも通るとも言えるが、弱点を突けないという事であり属性強化できないとも言える。

時魔道士

黒魔道士LV3でジョブチェンジ可能。

「ひるがえりて来たれ、幾重にもその身を刻め」でお馴染みのFFT最重要魔法ヘイストを習得する。ヘイスト状態だとCTが1.5倍速で溜まる。

その他にも最強ムーブアビリティ筆頭の「テレポ」、魔法系ジョブやクラウドには是非欲しい「魔法詠唱短縮」、被ダメージをHPではなくMPで受ける「MPすり替え」など優秀なアビリティが揃う。

攻撃魔法としては割合攻撃のグラビデやグラビガがあるが、陰陽士の命吸唱と比べてチャージが長く命中率も悪いので使い勝手は微妙。他に覚えたいアビリティが多いのでグラビデやグラビガに回すJpが勿体ない。メテオ…？知らない子ですね…

召喚士

時魔道士LV3でジョブチェンジ可能。

広範囲で必中かつ敵味方を識別するも、チャージが長く消費MPも多いという召喚魔法を駆使して戦う。

属性攻撃も豊富なので属性強化装備も意識したいところ。

算術士

白魔道士LV5、黒魔道士LV5、時魔道士LV4、陰陽士LV4でジョブチェンジ可能。

CT/レベル/Exp/ハイトという各キャラが持つ数値に対して、素数/5の倍数/4の倍数/3の倍数のいずれかで対象者を絞り込み、所持している算術可能アビリティを敵味方関係なくMP消費無しでノーチャージで放つ。沈黙状態でも使えてリフレクで反射もされない。

FFシリーズには「レベル5デス」という青魔法があるが、あれをオリジナルの組み合わせで作成できるアビリティ。

前述の通り、カメレオンローブを装備してホーリーを使えば敵にホーリーを当てつつ味方は回復という芸当が出来てしまう。

吟遊詩人

召喚士LV5、話術士LV5で、男性のみジョブチェンジ可能。

どこにいようとも戦場の全味方にメリット効果を自動で与え続ける詩うアビリティが持ち味。なのだがそんな事よりも「テレポ」に比肩するムーブアビリティである「移動+3」が大事。

一見強そうに見える「ラストソング」は発動感覚が長いので微妙。無難にスピードを上げる「応援歌」の方が便利。

踊り子

風水士LV5、竜騎士LV5で、女性のみジョブチェンジ可能。

どこにいようとも戦場の全的にデメリット効果を自動で与え続ける踊るアビリティが持ち味。

こちらも吟遊詩人と同じくスピードを下げるスローダンスが強い。スピードさえ下げ切ってしまえば、ラストダンスで敵は一生行動出来なくなる。

ものまね士

見習い戦士LV8、アイテム士LV8、召喚士LV5、話術士LV5、風水士LV5、竜騎士LV5でジョブチェンジ可能。

装備不可&アビリティセット不可、味方が行動するとその場で目の前に向けてものまねをする。魔法であろうとチャージ無しMP無しでものまね。聖剣技などの固有アビリティは対象外。

とんでもなく使いづらいが、HP/物理攻撃力/魔法攻撃力の成長率がトップクラスなため最強ユニット育成に用いる事がある。

ジョブ特性として「格闘」「精神統一」「モンスター使い」を備えている。

暗黒騎士

PSPリメイクの獅子戦争で追加されたジョブ。イヴァリースクロニクルズには存在しません。

ナイトマスター(全アビリティ習得)、黒魔道士マスター(全アビリティ習得)、風水士LV8、竜騎士LV8、忍者LV8、侍LV8、殺害数20体以上でジョブチェンジ可能。

途方もないほど長い道のりを経て解放されるジョブなだけあり、汎用ユニットでもガフガリオンの暗黒剣のようなアビリティを使えるようになる。

たまねぎ剣士

PSPリメイクの獅子戦争で追加されたジョブ。イヴァリースクロニクルズには存在しません。

見習い戦士LV6、アイテム士LV6でジョブチェンジ可能。

全ての装備が可能だがアビリティはセット出来ずたたかうしか出来ない。またExpやJpも入手出来ない(その縛りは要らんやろ)。

ステータス補正も貧弱の一言だが、見習い戦士、アイテム士、ものまね士、暗黒騎士以外のジョブのうち14ジョブをマスター(全アビリティ習得)するとステータスが強化される。

イヴァリースクロニクルズのレビュー記事はこちらです。

その他の攻略情報はこちらにまとめてあります。