たまゆらぼくのかんがえたさいきょうのパーティー
FFTリマスターでも全ネームドキャラをLV99まで育てて使い倒したので、ネームドキャラ(専用ジョブ)の評価と最強セットアップ例を紹介させていただきます。
「最強」とか使っちゃうところが何とも胡散臭い。実際にはお気に入りのコンセプトセットアップを語りたいというだけです。
リマスター版の変更点として、ネームドキャラは加入時にある程度のジョブが解放されておりアビリティもいくつか習得済みになっています。
この習得済みアビリティにはランダム性がある事を確認しています。詳細は君の目で確かめてみてくれ!
ラムザ (見習い天騎士)
- ガッツ
- 引き出す
- 白刃取り
- 魔法攻撃アップ
- 移動+3
- ルーンブレイド
- イージスの盾
- 閃光魔帽
- 魔術師のローブ
- セッティエムソン

なんと言っても見習い天騎士の「ガッツ」が優秀。
「エール」でJP稼ぎ、「はげます」で自分と味方のBraveを底上げ、「さけぶ」でお手軽パワーアップ。
キャラ育成が醍醐味の本作においては欠かす事の出来ない、まさしく主人公と言える性能です。
見習い天騎士のステータスは平均的かつ魔法攻撃力の方が伸びやすいので魔法職が向いていたりします。
というわけで装備は魔法攻撃力を優先的に強化。他の仲間キャラが脳筋多めですしね。
接敵前は「さけぶ」で自身を強化し、戦闘は魔法攻撃力依存の「引き出す」で。
「引き出す」は「清盛」でプロテス&シェル、「村雨」でHP回復、「村正」で範囲攻撃、「菊一文字」で遠距離攻撃と、痒い所に手が届く優秀なアクションアビリティです。
ムスタディオ (忍者)
- 投げる
- ジャンプ
- 白刃取り
- 槍装備
- 移動+3
- ジャベリン
- シーフの帽子
- 力だすき
- ブレイサー

仲間になったばかりの頃は機工士の「腕を狙う」が便利ですが、後半になってくると少し物足りなくなってくるので汎用ジョブの忍者にしました。なんとなくムスタディオのイメージにも合いますし。
「ジャンプ」の着地までの時間はスピード依存なので忍者にピッタリです。
ジャベリン(強)を持たせれば、とんでもない広範囲にほぼ即時で999ダメージを与える事も可能。
元々スピードは高いため常時ヘイストのセッティエムソンは捨てて、ブレイサーによる更なる火力の追求を目指しました。
忍者と言えば「格闘」セットのWパンチも捨てがたいところですがそちらはレーゼに。
機工士で運用するのであれば、銃+「狙撃」+「アイテム」+「アイテム投げ」で遠距離サポートに徹するのが無難でしょう。育成面でも機工士とアイテム士を行ったり来たりするだけで完結するのでお手軽です。
「二刀流」で「狙撃」を2回狙うという運用も考えられますが、接近して確率でドンアクを狙うくらいならそのまま攻撃した方が良いですし、それだともう機工士とは一体という話になってしまいます。
アグリアス (ホーリーナイト)
- 聖剣技
- 白魔法
- 白刃取り
- 物理攻撃アップ
- 移動+2
- カオスブレイド
- ベネチアプレート
- グランドヘルム
- マクシミリアン
- セッティエムソン

たまゆら大好きアグリアスさん。
ホーリーナイトのイメージ的にアクションアビリティは「白魔法」かなぁと。女性なので魔法攻撃力も高めですし。
「聖剣技」で攻撃、「白魔法」で回復&補助、コンセプトは勇者です。
ホーリーナイトはジョブ回避率が25%と高いので、「白刃取り」ではなく「見切る」もアリですね。
本作では男性も香水やリボンを装備可能になったため、劣化オルランドゥ感が一層強くなってしまいましたがそこは愛でカバーしましょう。愛にすべてを。
マラーク (天冥士)
- 裏真言
- 詩う
- 見切る
- 魔法詠唱短縮
- 移動+3
- 魔術師の杖
- シーフの帽子
- 黒装束
- フェザーマント

カエルを爆発させるのが得意なお兄ちゃん。
一応「裏真言」と「魔法詠唱短縮」はセットしていますが、後方で詩っていた方がまだ役に立つんだよなぁという事でこのセットアップに。
マラークとラファはChapter3のラストで加入なのに、原作と同じく所持アビリティが初期状態なのも悲しすぎる。(Chapter4加入のオルランドゥ以外のネームドキャラは最初からアビリティを沢山習得している)
「裏真言」は、自身と対象のFaithが低いほど高ダメージ、ただしイノセン状態の敵には無効でフェイス状態の敵には最大ダメージ、という変わった技。
また「真言」「裏真言」は共に範囲内にランダム1~10回攻撃必中で、中心パネルが選ばれる確率が高くなっています。
元々Faithの低いマラークに「裏真言」の仕様はうってつけです。うってつけなのですが、Faithがめちゃくちゃ低い敵というのはあまり出てきませんし、何より自身のFaithが低いせいで「裏真言」以外の魔法が使いづらすぎます。魔道士系なのに。
更には男性なので魔法攻撃力が低いというのも残念無念。
「裏真言」は窓の外に投げ捨ててアイテム士とかの方が活躍できるかも。地味にアイテム士って便利ですし。
ラファ (天道士)
- 真言
- 召喚魔法
- 白刃取り
- 魔法詠唱短縮
- 移動+2
- 魔術師の杖
- 閃光魔帽
- 魔術師のローブ
- セッティエムソン

お兄ちゃんと比べるとかなり優秀な妹さん。
「真言」はFaithの影響を全く受けず、魔法攻撃力が上がれば威力も劇的に上がるためです。
魔法攻撃力重視の装備にすれば、一番チャージタイムの短い「天鼓雷音」でさえ2発食らって生き残れる敵はほぼいません。
話術士の「説法」で高Faithにすると他魔法アビリティも輝きを増し、更に魔道士っぽい運用が可能です。
「真言」を活かすための「魔法詠唱短縮」、そして「魔法詠唱短縮」が存分に活かせる「召喚魔法」セットがベターでしょう。
本作では「召喚魔法」のチャージタイムが短縮されたのも追い風に。
ベイオウーフ (テンプルナイト)
- 魔法剣
- 戦技
- 見切る
- 二刀流
- 移動+3
- エクスカリバー
- ルーンブレイド
- クリスタルヘルム
- 魔術師のローブ
- フェザーマント

- 時魔道士、召喚士、話術士、陰陽士、吟遊詩人
- 耳をふさぐ、MPすり替え
- 魔法防御アップ
- 移動+3
オルランドゥが表のぶっ壊れなら、ベイオウーフは裏のぶっ壊れ。
とにかく「魔法剣」が凶悪です。即時発動、射程ヨシ、効果ヨシ、成功率ヨシ。
戦力としてはもちろん、稼ぎプレイを行う場合もなくてはならない存在です。
敵を即時無力化する「ドンアク」「スリプル」「サイレス」「チキン」、即死魔法と呼んでも差し支えない「ブレイク」、オート稼ぎで有用な「バーサク」、下準備さえ整えば長射程&超威力の「ショック!」、そしてルカヴィ相手に無条件で999ダメージを狙える「ドレイン」と優秀なアビリティが目白押しです。ゾンビ―…?知らない子ですね…
ただでさえ高い成功率は魔法攻撃力とFaithを高める事で更に上がるので、ルーンブレイドと魔術師のローブと話術士の「説法」で底上げを。
「二刀流」でルーンブレイド2本持ちも良いですが、ヘイスト目当てで片方はエクスカリバーを選択しました。
ヘイストが欲しいなら「白刃取り」にしてアクセサリーをセッティエムソンにするという選択肢もありますが、ベイオウーフにはマントが似合うから仕方ない。
アクションアビリティは「戦技」で徹底的に妨害キャラを追求。「二刀流」であれば「戦技」が2回発動するというのも理に適っています。
もしくは高めた魔法攻撃力を活かして、「白魔法」や「風水術」なんかも良いですね。「魔法剣」は全て単体攻撃なので範囲攻撃の「風水術」はマッチします。
レーゼ (ドラグナー)
- ドラゴン
- 拳術
- 竜の魂
- 格闘
- 移動+2
- リボン
- セッティエムソン

- シーフ、竜騎士
- 竜の魂、(キャッチ)
- 槍装備
- 移動+2
装備こそ限定されるものの、作中No1のステータス成長率と補正率を誇るドラグナー。低レベル時代こそ頼りないですが、レベルを上げれば剣聖に迫るほど強力に育ちます。
ドラグナーはジョブ特性として「モンスター使い」「モンスター語」「調教」「二刀流」を持っています。言うまでもなく「二刀流」が強力。「格闘」をセットすればそのまま強力なパンチを2連発してくれます。
今回はアクションアビリティに「格闘」が活きる「拳術」をチョイス。「拳術」の便利さは言わずもがな。最低限「地烈斬」と「チャクラ」と「蘇生」があればラストまで困る事はありません。
リアクションアビリティは高いHPと「チャクラ」の自己回復を考慮し、リレイズが発動する「竜の魂」にしてみました。名前の響き的にも美しいです。
初期所持アビリティとして「ジャンプ」の水平7と垂直6、「槍装備」を持っていますので、そのまま槍使いとしての運用も可能。FF的に言えばドラグナーというよりドラグーンといったところですね。
また、魔法攻撃力も異常に伸びるので魔法職もアリです。
ドラグナーの専用アビリティは微妙な性能ですが、裏を返せばプレイヤーの思うがままのセットアップを楽しめる面白キャラと言えます。
ちなみに一回だけアイテム士でLV下げ→ドラグナーで再度LV99にしたところ、ここまで育ちました。

素手のダメージは、[物理攻撃力 * 物理攻撃力 * Brave/100]なので、24*24*97/100で「格闘」無しでも一撃559ダメージです。これを2連発。
「格闘」を付ければ1.5倍になるので実に一撃839ダメージにもなります。
オルランドゥ (剣聖)
- 全剣技
- 戦技
- 白刃取り
- 物理攻撃アップ
- 移動+3
- カオスブレイド
- クリスタルの盾
- リボン
- 力だすき
- セッティエムソン

ゲーム史上稀にみる公式チートキャラ。
本作ではChapter4で加入するキャラは初期所持アビリティを沢山持たされましたが、オルランドゥだけは据え置きで丸っきり未習得状態。そらそうだ。
さてさて、何故オルランドゥ(剣聖)は強いのかを改めて。
「全剣技」が卑怯くさいというのはもちろんなのですが、実はそれだけではありません。
軽装備可能なのでステータスが盛れるというところも強力。ねじり鉢巻きと力だすきで物理攻撃力+4ですよ。シーフの帽子ももちろん便利。
そしてステータスの補正率と成長率がトップクラスに高い。HPや物理攻撃力だけでなく魔法攻撃力まで伸びやすいです。なんでやねん。ジェイガンの初期ステータスでカチュアの成長率みたいなもん。バランスもへったくれもありゃしません。
あとは男性なのでアグリアスやメリアドールと比べて物理攻撃力が伸びやすく「移動+3」も習得可能。
ついでに初期Moveが4であり、ジョブ固有の回避率が20%というのも超優秀です。
マジでなんでこんな完全無欠なキャラにしたのでしょうか。救済措置とかいう説も聞きますが、いや、ベスラ要塞までクリアしているような人ならその戦力でクリアまで行けますよねぇ。
まぁその意味不明なまでの強さが数十年経っても語り継がれているわけですから実装して大成功と言えますか。
原作ではリボン系と香水系を装備出来ないという点だけが唯一とも言える弱点でしたが、本作ではどちらも装備可能になりました。えぇ…
アクションアビリティは…何でもいいんじゃあないですかね。今回は稼ぎ用に「戦技」にしましたけど、「アイテム」なんかの方が安定感は更に増します。
クラウド (ソルジャー)
- リミット
- 白魔法
- 白刃取り
- 魔法詠唱短縮
- 移動+3
- マテリアブレイド改
- シーフの帽子
- 黒装束
- セッティエムソン

- モンク、シーフ、風水士、侍
- 白刃取り、(カウンター、肉斬骨断)
- 精神統一、刀装備
- 移動+2
パネル指定しか出来ずにチャージタイムも必要で魔法攻撃力依存の「リミット」は、正直扱いに困る性能です。
ソルジャー自体は魔法攻撃力よりも物理攻撃力の方が補正が高いという業も背負っています。
そんでもって原作に倣ってか盾は装備不可。だったらジョブ特性に「両手持ち」を付けるべきでは。
一応「リミット」の中でも、対象の最大HP-現在HPがそのままダメージになる「クライムハザード」はルカヴィ戦で、戦闘不能/石化/ストップのいずれかを付与する「画龍点睛」はザコ戦で使えなくもないです。
原作では男性キャラなのにリボン系が装備出来るというアイデンティティがありましたが、本作では誰でも装備可能になったのでそれも消滅。
ただ、本作では加入LVがパーティ依存になったのと、最初から侍レベルが高いという強味があります。
「引き出す」と「白刃取り」が最初から使えるので即時戦力としての投入も可能になりました。
「引き出す」は魔力攻撃力依存のため「リミット」との相性は良いです。即時発動の「引き出す」は「魔法詠唱短縮」の恩恵を受けられませんが。
育成面倒だけどクラウドは使ってみたいという方はいっそ「リミット」を捨てて、魔法攻撃力補正の高い黒魔道士で「魔法攻撃アップ」を付けて「引き出す」運用した方が手っ取り早く活躍出来ます。それクラウドじゃなくてもいいじゃんとか言わない。
私の場合はせっかくなので「リミット」を使うために「魔法詠唱短縮」をセットし、そして「魔法詠唱短縮」が活かせる「白魔法」をチョイス。「ホーリー」との因縁もありますしね。
メリアドール (ディバインナイト)
- 剛剣
- 踊る
- 装備武器ガード
- 物理防御アップ
- 移動+2
- セイブザクィーン
- イージスの盾
- クリスタルヘルム
- 黒装束
- シャンタージュ

- モンク、シーフ、風水士、竜騎士、踊り子
- 反動Braveアップ、カウンター
- 物理攻撃アップ
- 移動+2
セイブザクィーンの常時プロテスとサポートアビリティの「物理防御アップ」、そしてシャンタージュの常時リレイズ&リジェネでカチカチにし、人間敵相手には「剛剣」で装備破壊、モンスター相手には初期所持の「踊る」でサポートという感じにしてみました。
この運用であればヘイストは大して重要ではないですし、やはりメリアドールと言えばセイブザクィーンとシャンタージュでしょう。
最前線に出る事は想定していないので盾はイージスの盾。そしてセイブザクィーンの高いガード率を活かす「装備武器ガード」をセットしています。
コンセプトと有名どころ一辺倒ではないアビリティの選択が気に入っているセットアップではあるのですが、実はディバインナイトは物理攻撃力の成長率が非常に高いのです。このセットアップはせっかくの高物理攻撃力が死んでいます。
物理攻撃が高い&「物理攻撃アップ」を最初から所持しているという点を活かすのであれば、「剛剣」は諦めて槍を持たせて「ジャンプ」も良いと思います。ちょうど竜騎士も最初から解放されていますし。ジャンプ大好き弟さんとの絆も感じられます。
槍運用の場合、ディバインナイトが元々槍装備可能ですが槍を持った時点で「剛剣」が使えないので、ディバインナイトではなく竜騎士で運用する方がアクションアビリティの幅が広がります。
もしくはディバインナイトに「戦闘装備変更」をセットして剣と槍を持ち替えながら戦うのもなかなかテクニカルで味があります。
セットアップからは話が少し逸れますが、初期所持の「反動Braveアップ」はBraveの底上げをするのに非常に便利です。「はげます」を使わなくても殴られるだけでBraveが上がるのは手間が省けて良き良き。
正真正銘の最強アグリアスを育成したという記事もよろしければ。

全般的な攻略知識については下記記事にまとめています。


