リアルイーアルカンフー「SIFU」をトロコンしてレビュー

たまゆら

心じゃよッ!

タイトルに惹かれてしまう。これも いきもののサガか。

漢字で書くと師父。

字面で想像が付くかと思いますが、中国カンフーを題材にしたゲームです。

20時間ほどでサックリとトロコン出来ましたのでレビュー記事を投稿したいと思います。

目次

SIFUとは

2022年に発売され、PS4/PS5/Switch/Xbox/Steam対応と現行機でもれなく遊べます。

全世界で400万本以上売れているそうです。ウッソだろお前。今年一番驚きましたがな。

内容はカンフーアクションなのですが製作はフランスのメーカー。

え、なんで?中国人が作ったんじゃないの?と思いましたがよくよく考えてみると、日本人のイメージするウェスタン西部劇、欧米人のイメージするハラキリサムライ、そしてフランス人がイメージするカンフー。なるほど、この拗らせ感はその方がしっくり来ます。

ゲームシステム

ファイナルファイトを3Dにしたようなゲームです。

アチョー
ホアッチャー

操作は普通の3Dアクションです。モンハンとか龍が如くとかGTAとか仁王とかニーアとかみたいな。

ザコ敵を蹴散らしながら道中を突き進み、最奥にいるボスを倒したらステージクリア。全5ステージ。

稼いだ経験値を使ってスキルツリーからお好みのスキルを習得し、次のステージへ。

各ステージのクリア所要時間は初見だと30分~1時間くらいでしょうか。

同じステージを繰り返しプレイする事も可能。道中は分かれ道があったり収集物があったりでリプレイ性があります。

本作のアクションの特徴としては下記が挙げられます。

  • 攻防意識する必要があり、ガチャガチャやっているとすぐ死ぬ
  • いわゆるジャストガードが攻略の肝になる
  • ゆえに難易度がかなり高い
  • HPゲージとは別に体勢ゲージという概念がある

システムこそ違えど感覚としては死にゲーに近いものがあります。慣れるまではとにかく死にまくります。

敵のHPゲージを削り切ればもちろん倒せるのですが、体勢ゲージを削り切る事で強力なフィニッシュ技に繋げる事も可能。

自キャラも同様に、通常ガードを多用すると体勢ゲージが削られて大きな隙を晒す事になってしまいます。だから体勢ゲージの減らないジャスガで捌く必要があったんですね。

ストーリー

お師匠さんが兄弟子に殺されたので復讐するという物語。

たわごとなど、ききたくない

わ!

登場人物紹介

主人公

殺意の波動に目覚めた拳法家。

性別選択可能。そして拠点でいつでも性別変更可能。時代ですね。時代か?

ファジャール

ステージ1のボス。

麻薬工場を取り仕切るナタ使いのじーさん。カンフーの敵っぽい。

ショーン

ステージ2のボス。

非合法の地下ファイトクラブを経営するガチムチ。非常にカンフーの敵っぽい。

クロキ

ステージ3のボス。

組織犯罪の隠れ蓑として美術館を経営する鎖鎌使いのねーちゃん。すこぶるカンフーの敵っぽい。

ジンフェン

ステージ4のボス。

やり手実業家だが裏社会にも顔が効く鎖分銅使いのばーさん。とんでもなくカンフーの敵っぽい。

ヤン

ステージ5のボス。

主人公の兄弟子であり、主人公と全く同じ技を使う。ザ・カンフーの敵。

ここが凄いぞ SIFU

  • 難易度は高いがチュートリアルがしっかりしている
  • 難易度は高いがイージーモードがある
  • 確実に上達が実感できる

◎難易度は高いがチュートリアル(トレーニング)がしっかりしている

この手の洋ゲーにしては珍しくチュートリアルが親切。

いつでもコンボやジャストガードの操作確認・練習が可能です。

ジャストガード練習では今のはタイミングが早かったとか遅かったとかまで表示されます。いいですね。

◎難易度は高いがイージーモードがある

この手の死にゲーにしては珍しく難易度変更が可能。あ、いや本作はいわゆる死にゲーではないかもしれませんが。

仁王にもCODE VEINにも難易度調整はなかったです。かの有名なダクソってやつは未プレイなので分かりませんけど。

◎確実に上達が実感できる

レベルや装備や必殺技という概念は無いため、クリアするためには上手くなるしかありません

初プレイ時はステージ1クリアすらできなかったですが、慣れてくるとノーダメでクリアできるようになったりしてブルースリー気分が味わえます。

ここが残念 SIFU

  • 視聴覚的な爽快感は薄い
  • イージーモードがあってもそれでも難しい
  • ストーリーはしっかり作り込まれているようだが描写が甘い

×視聴覚的な爽快感は薄い

攻撃時のヒットエフェクトやSEが非常に地味です。

「リアルを追求したのよ」と言われたら納得しかけますが、メイングラフィックはPS2レベルなのでただの予算不足のような気も。

本作の魅力はカンフーアクションにあるのでグラフィックはどうでもいいと言えばどうでもいいのですけど、技が当たっているんだか当たっていないんだか分からないほど地味なのはゲームとしてのプレイングにまで影響しかねなく、もうちょっとどうにかならんかったのかなぁと思います。

×イージーモードがあってもそれでも難しい

私はカジュアルアクションゲーマーなのでノーマルで始めたものの、すぐにこりゃあかんとなってイージーに変更しました。

それでも龍が如くシリーズよりは数倍難しかったです。

その難しさが本作の醍醐味だというのは分かりますし実際私はこの難易度を不満には思いませんでしたが、人によっては脱落するかもしれません。

×ストーリーはしっかり作り込まれているようだが描写が甘い

様々な伏線が張ってあり、ストーリーは作り込まれているです。

が、ムービーやテキストでガッツリ語られる場面がほとんどないのでどうにも描写不足感は否めません。

色々思わせぶりなセリフは飛び交うのですが、「おお!そういう事か!」となりにくい。「先が気になって仕方ない!」ともなりにくい。勿体ないなぁという印象です。

動画

オープニングからステージ1クリアまで。

ラストバトルからノーマルエンディングと真エンディング。

総評

良く言えば硬派、悪く言えば地味。

プレイが上達する事による「オレTUEEE」成分を摂取しやすいというのが本作の一番のセールスポイントかと。

ステージ数は少ないですが難易度選択があるので、アクションゲーム好きであればそこそこ長く遊べるのではないでしょうか。

もちろんステレオタイプド真ん中のカンフー作品に飢えているという方も是非。日本には刀を差したお侍さんが闊歩しているし、中国人はカンフーで悪の組織を日々壊滅させるものです。

総評は「近道も抜け道も無い、ごまかしの効かないシンプル&硬派なアクションゲーム」です。

私はアクションゲームに対して造詣が深くないため個人的には可もなく不可もなくという評価ですが、刺さる人にはぶっ刺さると思います。実際Steamの評価もすこぶる良いです。

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