ブタメン焼そば とんこつ味 レビュー

たまゆら

メタルスラッグとKOF96

ブタメンってご存知ですか。

このブログを読んでいただいているような紳士淑女(おっさんおばはん)の皆さまにおかれましては愚問かと思いますが。

20~30年ほど前に全国の小学生が駄菓子屋で10円ゲームをやりながら、ドラゴンボールのメンコを買いながら、キングオブファイターズをメタルスラッグをやりながら食べた青春の駄菓子です。

クルマ系の10円ゲーム
ソース画像を表示
ソース画像を表示

嗚呼、懐かしき日々。

放課後に広場でドッジボールやって帰りに駄菓子屋に寄ってブタメンを食べる日々。

もう戻れないあの日。

恋に恋焦がれ恋に泣く 心から Ah 愛しい oh Teenage Memories

目次

ブタメンとは

ベビースター擁するおやつカンパニー社から1993年に発売され、当時の価格は60円でした。

ブタメン(とんこつ)
目が回るほどの美味しさを表現

60円は駄菓子としては高級品ですが、だからこそ当時はオーラを纏い特別感で光り輝いていたものです。

駄菓子屋さんが減ってきた昨今、ブタメンも絶滅危惧種か…と思いきや主戦場をスーパーや100均に移し、2017年には過去最高の売り上げを記録しました。

そのお手頃サイズから昼食の汁物にという需要もあるそうで。

はぇ~なるほどねぇ~。

ちなみに何故とんこつ味なのかというのは単純に当時とんこつラーメンが流行っていたから、何故ブタメンというネーミングなのかというのは子供向け駄菓子なのでインパクトがあって分かりやすく、という事だそうです。

いただきます

具、ゴマだけ。

ブタメンですからね、そりゃあゴマだけですよ。

ネギが入っていたら大変な事になりますわ。

ゴマこそブタメンの魂。

お湯を注いだだけでブタメンの匂いがする気がします。

走馬灯のように駆け巡る、淡く切ない駄菓子屋の記憶。

これは期待せざるを得ません。

食べてみると……おぉっ、ブタメンです。

……多分。

いや正直そこまでブタメンの味なんて覚えてないっすよ(台無し)

思うのですけど、「匂い」とか「音楽」とかで昔を思い出す事はあっても「味」で昔を思い出す事って難しくないですか。私だけかしら。

ブタメン感はさておきお味の方はと言うと、うんまぁ、そうですねぇ…かなり独特な味がします。

豚骨風味の油そばって感じなのですが、それ以外にもこうなんとも言えない風味が。

これこそがブタメン感なのですかね。

普通のブタメンも一緒に買っておけば良かった。

あととにかく脂が凄い。

脂が沢山使われている事は良い事です。

「にくづき」に「うまい」と書いて脂ですからね。

私は嫌いではありませんが、手放しで「これめっちゃ美味いっすよヒャッハー!」とオススメ出来る商品でもありません。

具無しのわりに強気の価格設定(今回スーパーで120円)なのも残念。

とは言ってもそんな数千円も数万円もするものでもありませんし、yes yes Dear my Gloriousしたい方は一度食べてみるのも良いのではないでしょうか。

私ももう一回だけ、普通のブタメンと一緒に食べてみようかな。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次