
FINAL FANTASY Record Keeper Record Keeper
2021年9月25日はFINAL FANTASY Record Keeperのサービス開始7周年でした。
めでてぇ。
サービス開始された2014年はこんな年だったそうですよ。
- STAP細胞はありまぁす
- ASKA氏、覚せい剤で逮捕
- ボクシング亀田兄弟
- 笑っていいとも終了
- 日本でPS4販売開始
- 3DSの妖怪ウォッチが300万本販売
- STAND BY MEドラえもん上映
- 「ダメよ~ダメダメ」が流行語大賞
- 消費税5%から8%に
- FFRKサービス開始
どうでしょうか。
結構前のように感じるような、つい最近のようにも感じるような。
日本エレキテル連合さんってどうされているのでしょうね。
残念ながらネタを拝見した事はないのですが、白塗りの男女が楽しそうにしている様子はなんとなく印象に残っています。
私と日本エレキテル連合さんの物語の記憶はどうでもいいですね。
本記事ではせっかくなのでFFRKの歴史を振り返ってみたいと思います。
2014年のFFRK
記念すべきFFRK一発目のイベントはFF4の試練の山イベントでした。

クラウド、リディア、ティーダ、ワッカ、デシを駆使してあんこくきしを倒し、パラディンセシルを仲間にするというイベントです。
もちろん期間限定イベントなので、このタイミングを逃すとパラディンセシルが仲間にならないという事態に。
この頃はまだ「キャラがいる事」「アビを精錬している事」がステータスでした。
ミスリルを砕いてスタミナを回復してオーブを回収してアビ精錬。
今では考えられませんが、当時は割とオーソドックスなプレイスタイルです。
ちなみにバトルのやり直し機能が無い&スタミナが貴重だったため、負けそうになったらアプリを強制終了(いわゆるタスクキル)して最初からやり直すという面倒くさい事を当たり前のようにしていました。
高難易度のイベントは基本的に連戦だったため、経験値を調整してレベルアップさせて道中で全回復させるみたいなテクニックも駆使していた記憶があります。
攻略するうえでは攻撃力の高いキャラで「かまえる」を使って、仲間でそのキャラを攻撃してカウンターを敵に当てるという戦法が主流でした。
仲間に2回攻撃出来るデュアルディレイとかマジ強。
よく考えつくものです。
ボスに状態異常が効いたのでサイレスバスターやブラインバスターも活躍。
周回ではぜんぎりとかルインガとか使っていた気がします。
2015年のFFRK
2年目になるとメインキャラが続々と実装されていきます。
かなり遅れてバッツもようやく実装。
加えて「次はどのキャラが限界突破(LV65)実装されるか」で盛り上がっていた時代です。
今も昔もキャラ格差はFFRKの華。

サッズのグッドタイム、レッドXIIIのルナティックハイ、エーコのエメラルドの光、そしてデシの鉄壁辺りが大活躍しました。
アビのヘイスガが無かったですからね。
ヘイスガ付与技は「行動回数が増える=攻撃力も回復力も倍増」という考えでした。
私も鉄壁はずっと手に入らなかったのですがゴーレムの笛はなんとか手に入ったので大変お世話になりました。
ロマサガのソシャゲとのコラボイベントなんかもあったり。

アビの邪剣波やたたきつぶすや力の水はロマサガから輸入されたものですね。
ログレスとコラボした時はみんなでログレスをプレイして、よく分からないまま「れ」と打って遊びました。(「れ」とチャットすると「レアモンスターがいるよ」という意味らしく、他のプレイヤーがわらわら寄ってくる)

他にもピクトロジカともコラボしていましたね。
後にコラボしたゲームが悉くサービス終了するという「コラボ殺し」の異名を持つ事になるFFRKですが、ログレスは2021年9月現在も元気に運営されているようです。
そして年末にはついにFFTが実装。

ヘイスガ+初の攻撃力アップ(大)の効果を持った「さけぶ」を習得できるプラチナソードは、数多のプレイヤーのミスリルと現金を飲み込みました。
私、年末に実家に帰っていたのですけど体調を崩してしまいまして。
実家の布団でうーうー唸りながらガチャを引いてプラチナソードを手に入れたのをよく覚えています。
FFRKをプレイしていて一番嬉しかった瞬間かもしれません。
年の後半にはアビリティ解体機能、オーブ変換機能、そしてバーストが実装。
全FFRKプレイヤーの憧れ、クラウド旧車。
今見てもカッケェ。最近超級武神覇斬手に入れましたけどなんかゴチャゴチャでよく分からないですし、旧車の方がカッコイイのでは。
バーアビは全体2連と単体4連というシンプルすぎる構成ですが、そもそも連撃出来るまともなアビが無かったのでバーアビがとにかく強かったです。
今まで苦労したアビ精錬はなんだったんだという反発も招く事に。
その他、深淵の間ではデモンズウォールを討伐して初の☆6アビであるクラッシュダウンをゲットしたり。
そういえばクラッシュダウンて一回も使った事無い気がします…
2016年のFFRK

- メビウスコラボ
- 聖剣ソシャゲ(聖剣2)コラボ
- ロマサガソシャゲ(ロマサガ2)コラボ
- WoFFコラボ
- レコードダイブ実装(☆4、☆5)
- 倉庫機能実装
- マルチプレイ実装
- OF、超絶、チェイン実装
- ギサールの野菜実装
- ナイトメアダンジョン実装
- 超越ダンジョン実装
- サントラ発売
マルチにナイトメアにレコードダイブにと、激動の一年ですね。
フラグメントダンジョンでは超強力なイフリートに絶望しました。ほんと笑ってしまうほど強かった。
GWイベントのルーレット楽しかったですね。あれまたやってくれないかなぁ。
そしてFFRKの方向性を決定付けたと言っても過言ではない、文字通り悪夢の難易度を誇るナイトメアダンジョンの実装。

討伐時に極大オーブが出る事があり、タスクキルしながら厳選していたような記憶があります。
この頃は、バーストで纏ってOFで〆!が最強戦術でした。
バースト全盛期ですね。
レインズ、オニオンナイト、ヴァン、ヤシュトラ、スコール、クラウド新車、etc…
聖剣伝説2(聖剣のソシャゲ)とのコラボイベントもありました。

デスペル効果のある精霊のマント、つい最近まで使っていましたよ。
また、ロマサガ2(ロマサガのソシャゲ)とのコラボでは召喚獣としてノエルがアビリティで登場。
思い返すと昔はコラボイベントってたくさんやっていましたね。
皆死にましたけど。
悲しいなぁ。
あれ、あと「ランランラン」みたいな名前のゲームともコラボやってませんでしたっけ?
年末にはノクティスが実装されたり、マルチ全てを超えし者が開催されたりと大いに盛り上がりました。
マルチは賛否両論ありましたが、個人的には縛りプレイが捗ったので楽しかったです。
シングルプレイだけでも報酬を取り切れるというのもグッドでした。
しかし動作が激重という問題点も。
私はiOSだったのでまだマシでしたが、Androidはプレイもままならない程だったとか。
2017年のFFRK

- FFレジェンズコラボ
- FFブリゲイドコラボ
- ロマサガソシャゲ(サガスカ)コラボ
- 魔石ダンジョン実装(☆3、☆4)
- レコードダンジョン実装
- 結晶水実装
- クリスタルタワー初登場
- フェス前シリハピガチャ初登場
- 奥義、閃技実装
- サントラVol.2発売
魔石!凶斬り!いかたく!という感じの年。
凶斬り・覇が猛威を振るいました。
猫も杓子も凶斬り・覇。
そしてトゥモロこと「いかたく神」が登場したのもこの年でした。
細かいところでは、ヴィンセントに機工士アビが実装されたり。
ガンマンなんだからヴィンセントに機工士使わせろ ←分かる
ヴィンセントは機械苦手設定なんだから機工士とか正反対だろ ←分かる
シューターは落としどころとしては無難ですが、ヴィンセントでシューター使ってる人いる…?
フラグメントダンジョンではクリアタイムによって報酬が変わるシステムが初登場。
これが昨今のタイムアタック至上主義の始まりでしたね。
そして満を持して魔石ダンジョンが遂に登場。
ウララも登場し、FFRKのオリジナルストーリーが大きく展開していく事になります。
当初は挑戦するのにキーストーンというアイテムが必要で、1日1回しかプレイ出来ませんでした。
リクイドフレイム、シリオン、フェンリル、ゴーレム、ヒドラ、ビスマルク、ミストドラゴン、黒竜…あぁ何もかもみな懐かしい。
分身するわスロウ使うわのフェンリル、禁じ手の即死攻撃を使う黒竜辺りが特に手強かった気がします。
同年に☆4魔石も実装されました。
ハーデスとかも苦戦したなぁ。残りHPで行動が変わるフェーズシステムを初めて搭載したボスだったでしょうか?(すべ超えもでしたっけ?)
まだこの頃は高難易度の敵も行動パターンが固定では無かったような気がします。
あとは超越オズマが登場したり。

個人的に初めて期限内に倒せないボスでした。
ここから「無理なら諦めてもいいのだ」「人生どうにもならない事もあるのだ」という事を学びましたね。
年末にはレコードダンジョンも登場。


実装当初こそ「ウオー!これこそがFFRKに求めていたものや!神ゲー!」というインパクトがありましたが、プレイを進めていくうちに育成が出来ない、装備もアビリティも変えられない、探索がメンドクサイ、茶番が寒い、ロードが長い等々の問題点も見えてきました。
が、今思えば良コンテンツだったのではないでしょうか。
カムバック、レコダン。
2018年のFFRK

- ディシディアコラボ
- キングダムハーツコラボ
- オクトパストラベラーコラボ
- 星のドラゴンクエストコラボ
- ☆5魔石ダンジョン追加
- ダークオーディン戦追加
- ブレイブ超絶、覚醒、☆6閃技実装
- 記憶の研究所追加
- 記憶のルビーと歴史省の錬成所実装
- マギアクリスタル実装
- 記憶の神器実装
- ノマガチャ☆5以上の確率を大幅アップ
- AUTOでアビや必殺も使えるように
- AndApp(PCプレイ)対応
- サントラVol.3発売
- たまマガ運営開始
現在のFFRKの形はもうこの時点でほぼ出来ているのではないでしょうか。
通常のイベントダンジョンは形骸化し、毎月☆5魔石とナイトメアとレコードダンジョンが追加され、それらの攻略に追われる日々。シルドラに挑戦し続ける日々。
とは言ってもレコダンや歴史省という存在が主軸にあった年なのも事実。
物語が動いていた感はありました。
今とは違って毎月の魔石にもちゃんとストーリー展開がありましたしね。
必殺技では新機軸ブレイブが出たと思ったらすぐに覚醒が実装。
レンズ交換の記憶の研究所や記憶の神器、マギアクリスタルといった成長要素も実装されました。
4周年イベントでは前代未聞の縄跳びイベントが。
達成報酬にビビの超絶を配るという鬼畜っぷり。ある意味FFぽいですが。
ガチャの排出方法を変えたのではないかと騒然としたのもこの年でした。
以前は「まず☆5以上確定枠を取ってから残り10枠抽選」だったのが、「11枠抽選して☆5以上が無かった場合に1枠を☆5以上に変更する」というタイプに変更されたのではないかと。
前者と後者とでは2個以上出る確率が倍以上変わります。
確かに私も体感的には出にくくなったと感じましたが、真相はどうなのでしょうね。
2019年のFFRK

- お願いゴトイベントでチェイン配布
- ☆6魔石ダンジョン追加
- 絶夢ダンジョン追加
- ヒストリアクリスタル実装
- 必殺技自動習得
- 必殺技超錬機能実装
- カイトの交換所実装
- レコードボード実装
- シンクロ実装
- 専用必殺やOFが1ゲージに
- バトルのリザルトスキップ実装
- フレンド召喚報酬がギサールの野菜に変更
- 通算ログインボーナス実装
- 自動周回機能実装
- 必殺技装備可能数増加
- 敵HPの%表示
ここまで来るともうついこの間の話です。
コラボイベントも無くなり、目新しいイベントも無くなり、ただひたすら☆6魔石と絶夢と向き合う「FFRKマニアに向けたゲーム」となりました。
2019年の流行語大賞は「こんなん頭ラムウになるわ」です。
アップデート内容も現在の仕様のブラッシュアップがメイン。
長く続いているゲームですしここまで付いてきたプレイヤーに応えるという意味では間違いでは無いと思います。
しっかしカイトさんは本当にアレでしたね…

最近ようやく記憶のしおり交換で出番が来るかと思ったらしおりバカスカ出るようになっちゃって…
ブログでは魔石継承の記事や☆6ラムウ攻略の記事が大変お世話になりました。

上記記事はたまマガの歴史でも3本の指に入るほど読まれていて、現在までで10万回ほど読まれています。
多謝。
ラムウとかタイタンとかも超大変だったなぁ…でも間違いなく楽しかった。
意地になってプレイしていました。


2020年のFFRK

- FFBEコラボ
- 初心者の館実装
- 絢白オーディン戦追加
- 覇竜ダンジョン追加
- ラビリンスダンジョン追加
- 英雄神器実装
- LBOF、LB閃技、真奥義実装
- アニメーション倍速機能実装
- WAIT機能実装
- すぐにバトルする機能実装
- マルチ終了
- レコダン終了
- サントラVol.4発売
2019年に引き続き、毎月追加される絢白オーディンの属性違いと絶夢、そして覇竜。
年末には待望の新コンテンツであるラビリンスダンジョンも実装されましたが、FFRKらしからぬ周回を求めるその仕様に、FFRKを離れてしまうプレイヤーも。
個人的にFFTの英雄神器が全く実装されないのが過去一番萎えています。
別に英雄神器が無いからって攻略には大きく影響しないですよ?FFT覇竜終わっていますし。
キャラゲー、ファンゲー、オールスターゲーで一部のシリーズを蔑ろにするその姿勢がどうかと思うのです。
だったらもうFFTシリーズごと削除してしまえ。
2021年のFFRK

- LBGF、D覚醒実装
- クラウド先生の授業実装
- ノマダンラスボス追加
今のところラビダン一色です。
毎月英雄神器とムチャクチャな強さのラビダンボスが実装され、英雄神器を求めて周回周回。
順次英雄神器や強力な必殺技が実装され、最前線を走らないプレイヤーも周回遅れでオーディンや絶夢や覇竜が楽しめる難易度になってきました。
ここまで付いてきているプレイヤーにとっては実は安定して居心地の良い環境かもしれません。
緩やかな死とも言えますが。
それはそうとして、FFRK運営当初からメインコンテンツを張っていたノーマルダンジョンが遂に完結しました。
が、特に何も無し。
本当に何も無し。
ラスボスがポロっと実装されてそれをAUTOで倒してミスリル貰って終わり。
ひでぇ話です。
ノマダンはFFRKの魂だと思っていたのですけどね。
所感
この前の生放送で新コンテンツのクリスタルダンジョン?なるものを開発中だと言っていました。
ラビダンもまだまだ英雄神器が揃っていない中でラビダンと同レベルのメインコンテンツを開発する人員はいないと思いますから、幻影の宮殿みたいなたまに登場するちょっと変わったイベントダンジョンで終わる気もしていますが。
もうここまで来たらどうしようもないのかもしれませんが、一度原点に立ち返って原作の名シーンを楽しめるようなコンテンツが実装されたら嬉しいのですけどね。
訳も分からずオリジナル曲を聴きながらオリジナルボスをオリジナルアビリティとオリジナル必殺技でぶっ飛ばすゲームになっています。
かろうじてキャラドットがFFというだけ。
どうしてもオリジナルで推したいというのであれば、せめてストーリーちゃんと作ってくれませんかね。
デシくんて歴史省で何する人なのでしたっけ?
ビッグスとウェッジって魔法省の仕事はいいの?あれ、左遷されたのでしたっけ。
というか歴史省とか魔法省ってそもそもどういう立ち位置?国の管轄なの?他の省はあるの?何が目的なの?
シドとカイトがなんか昔揉めてたとか伏線張ってませんでしたっけ?
シャドウスミスはどうした。
ストーリーも無くただひたすらガチャ引いて敵を倒すだけのゲームなんて他にあるのでしょうか。
ここまでプレイしているユーザはオリキャラにも大変愛着が湧いていると思いますし、FFのレコードをキープする気が無いのならいっそFFRKの物語を楽しませてほしいと思います。
FFシリーズの1つとしてFFRKのストーリーをしっかり作ったら、今なら結構盛り上がると思うのですけどね。
レコダン形式じゃなくて紙芝居でいいですから。

アレクサンダーさん「混沌ノ「チカラ」が高マッテイル。開戦ノ時ハ近イ――」って2年前に言ってましたけど、これってレコダンで倒した混沌の軍勢だかの事?
もう開戦して終戦したのでしたっけ。

文句ばっかりのような形になりましたが、現状そこまで不満があるわけではありません。
ただ自分の中でFFRKがメチャクチャ盛り上がっているかと言われると、うーん……という感じ。
終わっていない覇竜やらぼちぼちやって楽しんでいますよ。
ただもっと盛り上がってほしいなぁという気持ちはあります。
だからFFTの英雄神器実装してください、マジで。