レトロゲーマーがサガスカ緋色の野望をトロコンしてレビュー

たまゆら

オールドゲーマーにこそ勧めたい

PS4版「サガスカーレットグレイス 緋色の野望」を初プレイしました。

いやぁ楽しかった。

この世に生を受けて35年余、ゲームを生き甲斐に数百本というタイトルをプレイしてきましたが、10本の指に入るといっても過言ではありません。

2021年7月15日にセールで購入しまして、約1か月間毎日平均8時間はプレイしたと思います。

休みの日とかもう起きてから寝るまでプレイしっぱなし。

ゲーム内プレイ時間が出ないのが残念ですが、200時間はプレイしたかと。

ひとまず全4主人公を2~3周クリアしてトロフィーもコンプリートしたのでレビューです。

これでもまだ全シナリオをプレイしたわけではないのですが。

目次

サガスカーレットグレイスって?

2016年12月15日にPS Vitaで発売。

サガシリーズとしてはアンサガから実に14年振りの新作です。

2018年にはボイスや新規シナリオを追加してロードも速くなったバージョンアップ版「緋色の野望」がPS4、Switch、Steam、スマホアプリで登場。

実はVita版は未プレイなのですが、Vita版はロード時間がかなりエグイそうで。

中古屋でもVita版は300円とかで投げ売りされていますが、それでも緋色の野望を買った方がいいと強く勧められました。

確かに緋色の野望はロード時間も(一部を除いて)ほとんど無いので、もし興味のある方は一片の迷いもなく緋色の野望をプレイしましょう。

どんなゲーム?

「異色作」「人を選ぶ」「好きな人は好き」という評価を見かける事もありますが、私から言わせればとんでもないです。

正真正銘、王道中の王道のサガ作品だと感じました。

「そもそもサガが人を選ぶねん」と言われてしまったらそれまでですが、そんな事言ったらマリオだってドラクエだって人を選びますがな。(クソ屁理屈)

少なくとも「サガシリーズ嫌いじゃないよ」という方には胸を張ってオススメ出来ます。

「最近のゲームって覚える事多いし腰が重い」というオールドゲーマーはたくさんいると思います。

サガスカは覚える事は少ないけど奥が深いというシステムですので、ファミコンやスーファミで数々の鬼畜ゲーム相手に腕を鳴らしたゲーマーには向いているはずです。

あとちょっと細かい話になるのですがどの主人公も開始3分で旅に出ます。昭和のゲームか。

長ったらしいオープニングがなくサクサク進むのもこういったゲーマーにオススメ出来る点です。

逆に言うと、最新のゲームに慣れている人や様々な要素を楽しみたいという人には物足りなく感じるかもしれませんし、たたかうとベホマだけで乗り切るタイプの人には難しく感じるかもしれません。

ストーリー

簡単に言えば、悪い神様をぶっ潰すというお話です。

こいついつも神殺してんな。

サガってそういうところありますよね。

ゲームシステム

主人公は「田舎のヤンキー」、「剣の家系のお姫様」、「処刑人」、「元魔女の陶芸家」の4人から選択。

主人公ごとのメインストーリーがありつつ全主人公で共通のサブストーリーもあるという形。

ロマサガ1やロマサガ3、サガフロ1と同じですね。

ロマサガ1~3のようにフィールド上にある町・ダンジョンシンボルを選択する事でストーリーを進めていきますが、町中やダンジョン内の探索という概念がありません。

すごく何かありそうな場所て

そしてストーリー展開は全て1枚絵の紙芝居。

出会って3分で旅に出ようとする主人公

というわけでもうこれでもかってくらいシンプルな作りになっています。

バトルシステム

ストーリーを進めるためのシステムが簡素な分、バトルシステムに比重が置かれています。

陣形、技の閃き、誰でも好きな武器を使える、武器種毎のスキルレベル成長、LPシステム、この辺は過去サガシリーズと同じです。

特徴的なのはBP周りとタイムラインシステム。

まずミンサガと同様にBPシステムを採用しているのですが、BPがパーティで共有です。

技一つ一つに消費BP(コスト)が設定されており、パーティで決められたBP内でやりくりするというシステム。

全員で消費BPの低い技で攻撃するも良し、一人だけ強力な高BP技を放って残りのキャラは防御するも良し。

そしてそのBPシステムを更に昇華させるのがタイムラインシステムです。

下記画像は行動選択中の画面ですが、下部にアイコンが並んでいます。

青丸は味方、赤丸は敵です。

全員の行動を決定してバトル開始を選択すると、左から順番に行動していきます。

つまり左の2人の強力な攻撃で左から3番目の敵を倒す、もしくはスタンやマヒや睡眠などで妨害すれば3番目の敵には攻撃されないという事になります。

毎ターン敵味方含めた行動順と敵の行動内容が丸分かりな状態で味方の行動を決定していくのですが、ここに上記のBPシステムが絡む事により高い戦略性が生まれます。

サガスカの魅力

  • サクサク進むストーリー
  • 魅力的なキャラクター
  • ド安定のイトケンサウンド
  • いちいち過激なセリフや選択肢
  • バトルの一戦一戦が死闘
  • 閃きがンギモッヂィイイ
  • 総勢79名のキャラクターの中からお気に入りを育成出来る

どれもこれもサガを象徴する特徴ですが、順当に継承されています。

特にBGMについてはシリーズ随一ではないでしょうか。戦闘曲も豊富でイトケン節全開のものも。

「町や人は守るもの」という固定観念は捨てる。何故ならサガだから。

エリザベートかわいいよエリザベート。

どこからどう見ても悪者のエリセド姉様。

エリザベートかわいいよエリザベート。

クマにはハチミツ、当然だな。

エリザベートかわいいよエリザベート。

頭腐ってるお姫様。

エリザベートかわいいよエリザベート。

アーサー…?

ウルピナかわいいよウルピナ。

カーンの顔よ。

エリザベートかわいいよエリザベート。

報酬をケチられてこの選択肢。これぞサガ。

モンドかわいいよモンド。

サガスカの残念な点

そっくりそのまま魅力的な点の裏返しです。

ストーリー演出が簡素であり、バトル面では敵が強すぎるとは言えます。

あとは裏ボスやトロフィー等の全ての要素を楽しむには周回プレイが前提になるのも人によってはマイナスかもしれません。ただしメインストーリーも分岐するので、周回プレイでも飽きずに楽しめるようにはなっています。

客観的に挙げられる不満点としては、セーブデータからのロードがやや長い、エリア移動のロードがやや長い、一部演出(不死鳥…)がダルい点でしょうか。あ、普段のロードは鬼速いですよ。

ストーリーがゲーム内では把握しきれないのも残念。ストーリーについては攻略本(解説本)が無いと細かい設定の理解が難しいです。

またフリーシナリオなので進め方によっては話の整合性が取れなくなったりイベントフラグが理不尽に消滅したりする箇所があります。この辺は性質上仕方ないとは言え、作り込みが甘いと言わざるを得ません。

その他、細かい事を挙げれば、

  • モンスター図鑑が欲しかった。耐性の確認とかしたい
  • 派遣がメニュー画面から出来たらなー
  • スキルレベルの低い武器種装備で被ダメージまで上がるのはどうかと
  • 下取り所の素材交換まとめてやらせてくれー
  • 最初の占いで目的の宿星全然出ないやんけ
  • アンデッド強すぎ。アッパースイング強すぎ
  • カエルのスタンが的確過ぎ
  • ヤクサルト巡礼でヤク集めるイベント要る?
  • ゼラチナスマターが卑猥すぎ

とか色々ありますが、まぁこの辺は未プレイの方が気にする内容ではないかと思います。

総評

異端?いやいやこれこそがサガの正統続編です。

個人的にはサガシリーズの中でもロマサガ1(ミンサガ)に続いて好きな作品となりました。

映像ばかり推してくる映画のような作品にウンザリされている方、覚える事が沢山あるややこしい作品がしんどい方、そしてサガが好きな方、是非手に取ってみていただけたらと思います。

特に「GBサガとかロマサガとかサガフロはやり込んだけど最近のゲームはめんどくさそー」と思っている方、いやもうほんと気持ちは分かります。私もそうでしたから。

しかしそういう方にこそプレイして欲しい。

新しくも古き良き「ゲーム」がここにあります。

初心者向けのFAQ記事はこちらです。

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コメント一覧 (2件)

  • とりあえずサガスカ一回クリアしたんですけどロマサガRSみたいにながらで出来ないから遅々として進まない…
    あと姫とヤンキーの中の人って姉弟だったんすね

    • へぇぇぇぇぇーーーー、声優さんには疎くて知らなかったです!
      エエ声の家系なんですかねぇ…羨ましいです!

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