サガオケ2022に参戦したお話

2022年8月21日、家族でロマサガオーケストラに参戦してきました。

池袋は東京芸術劇場です。

この日のために妻にはロマサガ2とロマサガ3をやらせまして。(妻はミンサガとサガスカはガチ勢ですがロマサガ2,3は未プレイ)

PS2を引っ張り出して来て子供にはミンサガをやらせまして。

いやだってチケット1枚1万円弱するのですよ？

100%楽しまなきゃ諭吉さんに申し訳ないじゃないですか。

そりゃあもう結婚して15年以上私がサントラを爆音で流しまくっているので家族は未プレイでも耳にタコでしょうが、それにしたって実際に自分が合体七英雄にボコボコにされて泣きながら聴いたBGMとなんとなく耳に入ってくるだけのBGMでは思い入れが違うわけで。

100%楽しまなきゃ諭吉さんに合わせる顔がないじゃないですか。

セットリスト

演奏中にメモるわけにもいかなかったので、記憶頼りのセットリストです。

多分合っています。おそらく。きっと。

正式な曲名が分からないものもありますので適当な部分もありますがご了承ください。

14時開演の16時30分閉演。

大ボリュームです。

それでもあの曲やって欲しかったこの曲聴きたかったが止まりませんが。

あと100時間くらいやって欲しかった。

ロマサガ1,2,3のラストバトルがメドレーでそれぞれ短かったのがちょっと寂しかったです。

ところで今更ですけど「サガシリーズのオーケストラ」ではなくて「ロマサガシリーズのオーケストラ」なのですね。

ロマサガ以外のオーケストラも聴いてみたいなぁ。

サガフロ1のALONE(生命科学研究所)とか、サガスカのタリアのフィールド曲とか聴いてみたい。

ファイアブリンガー組曲とかまさにオーケストラ向きじゃない？

感想

凄まじいの一言です。

なんかもう感情がブワッと来てウルッとして色んなものがドバッと出てしまいました。

ポドールイ、熱情の律動、死への招待状、イゴマールメドレーはボーカル参加。どれもエモ。

死への招待状のボーカル入りオーケストラ演奏は初お披露目だった？ようです。ヤバかった。ステージに下半身馬のデスがありありと感じ取れました。生命の刈り取りやめて。

そしてメヌエットは山崎まさよしさん参加です。マジで感動した。やっぱり売れている人って凄い。山崎まさよしさんはゲームの事をよく分かっていないようですが、それでもちゃんとミンサガの台本を読んで作詞されたというのが凄い。だって歌詞合っているもの。めちゃくちゃ合っているもの。

もちろん全曲良かったのですが、一番鳥肌立ったのは邪聖の旋律です。荘厳なパイプオルガンはもちろん、イントロ終わりからの盛り上がり方がエグかった。完全にゴーストシップに次元断決まっていましたね。

あとはラストのロマサガ2エピローグでイトケン氏がピアノ弾いてたのも良かったです。魂こもってた。

あとはあとはYOSHIKI以外で “あのドラ” を鳴らす人初めて見てこれまた感動しました。魂こもってた。

全体的に満足度120%でした。

来年もあったら行きたいなぁ。

CD出たら買おうっと。

大阪公演の収録配信が8月28日まで視聴可能です。4,000円とちとお高めですがご興味あれば是非。セットリストは大阪も東京も同じだってイトケン氏が言っていましたね。大阪でも死への招待状もやったのかな？

収録配信の公式リンクは↓こちら↓です。期間内であれば何度でも視聴可能だそうで。

https://bsfuji.zaiko.io/e/romancingsaga-fes2022

残念だった点もいくつか

まずイゴマールメドレーをやったのはちょっとどうなのかなと。

いや本当にカッコイイ曲だと思いますよ。

思いますけど、「ロマサガのオーケストラ」なわけじゃないですか。

ガチャゲーのロマサガRSなんてクソ喰らえだと思っている原作ロマサガファンも少なからずいるでしょうに、そこに一過性のソシャゲの一過性のイベント曲で貴重な貴重な時間を使ってしまうのはいかがなものかと。

イトケン氏が全身全霊で書いた新曲ですから聴いてもらいたいというのは分かりますし、ロマサガRSをプレイしている人にとって色んな意味で思い入れのある曲だという事も納得出来ますし、これで興味を持った原作ファンにロマサガRSを遊んでもらいたいという商業的な意図も理解出来ますが。

原作ロマサガ1,2,3がそれぞれ売上100万本を超えていて、更に買ってはいないけど友達からソフトを借りてプレイした人がたくさんいるわけです。

対してロマサガRSを遊んでいる人はそんなにたくさんいるのでしょうか。

いたらゴメンナサイ。

そしてこれはコンサート自体の不満ではないのですが、前の人が座高高くてステージが見辛かった上、隣の人は微妙に縦ノリしながら手でリズム取っているのも残念でした。

しかも手のリズムが曲と全然合っていないのでもう気になって気になって気になって気になって。

松屋で隣の人がクチャラーだったシチュエーションと似ていますが非なるものです。主に金銭的に。1万円やぞ。

前の人も隣の人も悪気は無いでしょうから責める気は無いのですが、ピエン超えてパリイって感じでした。

正装(アロハ)の人が少なかったのも残念(?)でした。

2人くらいは見かけましたけど。

もっといると思ったのに。

アロハで溢れかえっていると思ったのに。

どうでもいい当日の日記

前日にZARAでわざわざ買った1,500円のアロハシャツ(商品名リゾートシャツって書いてあってはぇーってなった)を着ていざ出陣。

たまゆら様の…皇帝陛下の御出陣！御出陣！

ガラ悪短足左寄りちびっ子おじさん。

写真では伝わりづらいと思いますが、前日に初見の美容院で「短めで適当にカッコよくしてください」とカットとカラー頼んだらエグいツーブロックにされたおじさんでもあります。

ジョリジョリしています。

別にいいのですけどね。

コンサートホールではお酒を飲めないという事なので、寝起きから移動中から飲みまくりです。

普段は第3のビールか4Lペットボトルウイスキーしか飲みませんが奮発してビール飲んじゃう。

大事の前の小事。

お昼ご飯は思ったより時間が無かったので池袋駅前の油そば屋、春日亭さん。

美味でございました。

大阪まで出店している気合の入ったお店だそう。

しっかし席がカウンター7席しかなくて都会ってスゲーなって。

自宅付近(田舎)でテーブル席の無いお店なんて出したら速攻で潰れると思います。

オーケストラを堪能した後はしゃぶ菜さんでアルコール飲み放題。

大事の後の小事。

というわけで大変充実した一日でした。

サガとオーケストラの親和性って高いのだなと改めて思いました。

結構真面目にサガがこの世に生まれてくれてありがとうという感じです。

ところで演奏者の方々はサガをやった事があるのかどうかが気になったりしました。

指揮者の人とかあんなにノリノリだったのに「サガ？何それ？」だったらどういう気持ちでタクトを振っているのか非常に興味が沸きます。

プロはそんな事気にしないか。