2022年7月8日の日記

安倍元総理が凶弾に倒れた。

テレビを点けっぱなしで在宅勤務中だったのだが、さすがにこればかりはリアルに変な声が出た。

正直「人生なるようになるしなるようにしかならない」の精神で日々生きている私にとって恥ずかしながら政治はそこまで興味を持てないものであり、安倍氏の功罪については論ずるに値するものを持ち合わせていないが、それにしたってひっくり返るほど驚いた。

まず日本でこんな事が起きたという事。

そして何よりも、(活動結果がどうであれ)物凄い重圧と激務の中で人生を賭して職務を全うした結末が、他人に命を強奪されるというものであった事に。

真相は不明だが今のところ犯人は「恨みがあって殺そうと思って殺した」と供述している。

人は何故他人を攻撃するのか。

本人にとってはのっぴきならない事情があったのかもしれないが、お互い笑い飛ばした方がお互い幸せなのではないかと、甘い考えかもしれないがそんな事を考えてしまう。

笑い飛ばせないまでも、攻撃する必要はないだろう。

攻撃をしたって本人含め誰も幸せにならない。

この犯人は、他人を殺して自分が逮捕されて、それで幸せを得たというのだろうか。

生きていれば気に入らない事や納得出来ない事、理不尽な事に出くわすのは当たり前だ。

それでも他人を認めて他人を許す。

確かに性格によっては難しいのかもしれない。

しかし気に入らない事があっても、美味しいものを食べて美味しいお酒を飲んでぐっすり寝て、なんならセックスなりオナニーなりをしてスッパリ忘れて、それから自分にとって楽しい事に取り組んだ方がよほど建設的ではないだろうか。

負の意識は増幅するものだ。

負の意識を増幅させて、それで自身は幸せになれるのであろうか。

この事件に限った事ではない。

一度しかない人生、皆が皆を許して認め合える、そして自分自身を許して認められる、皆がニコニコ笑って面白おかしく過ごせる、そういう世界であってほしいと願うばかりだ。

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