イマドキのフツーRPG「シャイニングレゾナンス リフレイン」をトロコンしてレビュー

たまゆら

これもうドラゴンクエストだろ

春の激安RPGレビュー祭 第4弾は、「シャイニングレゾナンス リフレイン」です。

800円也。

うーん、聞いた事が無いゲームですねぇ。

シャイニングレゾナンス(原作)はPS3のゲームで、シャイニングレゾナンス リフレインはそのリマスター版との事です。

PS2後期~PS3が流行っていた頃はリネージュの世界の住人だったので、じぇんじぇんこちらの世界の事情を知らないのですよね。

クリア時のプレイ時間は46時間、トロコンまでのプレイ時間は53時間でした。

目次

シャイニングレゾナンス リフレインとは

メーカーはセガ。

原作が2014年にPS3で発売され、今回私がプレイしたリフレインは2018年にPS4/Switch/Steam(PC)で発売されました。

リフレインは画質が向上しているだけでなく、原作にあった大量の有料DLCが全て無料で遊べるようになっています。

世界観はドラゴンと神とエルフと人間の王道ファンタジーで、戦闘システムもストーリーも分かりやすくシンプル。

かわいらしいキャライラストに恋愛イベントも豊富という、どこを取っても王道のアクションJRPGといった様相です。

システム

戦闘はシンボルエンカウント方式でシームレスに開始。

戦闘はアクション形式。

左のグリグリで移動、右のグリグリでカメラ操作、通常攻撃ボタン、敵の体勢を崩しやすいブレイクアタックボタン、ガードボタン、ステップボタン。

必殺技は事前に4つまでセットしておき、L1を押しながら○×△□でそれぞれ発動。

スーパーウルトラシャイニング普通の操作です。

ちょっと特徴的なのは、敵を攻撃するとMPが回復するので必殺技をガシガシ使えるところと、主人公は戦闘中に竜に変身出来るところ。ギガブレイクで来い。

竜を操作するって結構新鮮

特に竜形態は大幅にパワーアップするにも関わらずMPさえあればいつでもどこでも何度でも変身出来るので、なかなか爽快感があります。

また装備という概念こそ無いですが、それ以外でキャラやパーティのカスタマイズが可能になっています。

  • 武器チューニング (通常攻撃に特定の属性が付与されたりステータスが強化されたり、お店で好きな効果に変更可能)
  • スキル (キャラ毎に複数装備出来る強化パーツ、FF7のマテリアみたいな)
  • キズナ (キャラ同士が接近すると発動するバフ効果が選べる)
  • B.A.N.D (戦闘中に任意で発動出来る味方全体バフ/敵全体デバフの効果が選べる)
マテリアをセットして
キャラ同士が近付くと発動するバフをセットして
任意発動の全体バフをセットして

戦闘面以外では、各キャラの好感度によってデートイベントが発生するのが本作のウリでしょうか。

計8人の仲間たちが男女問わず主人公にメロメロです。

とりあえず、こっち来いよ。

ストーリー

その身にドラゴンの力を宿した一般人の主人公くん、世界征服を目論む悪い帝国軍に捕らえられて人体実験を繰り返し受けてしまいます。

帝国と戦争をしているアストリア王国はこの話を聞き、ドラゴンの力を自軍戦力に加えるべく主人公を救出。

一緒に悪い帝国を倒そうぜー、オー!というお話。

並行して、何故主人公にドラゴンの力が宿っているのか、帝国の目的とは何か、更にその裏で蠢く組織の思惑とは!?といったストーリーが展開されます。

ユグドラシルがラグナロクでカタストロフ

アホっぽい造語も出てきますが、特別難しい内容ではありません。

またライブラリ機能で単語や世界観の詳細は確認可能です。

登場人物紹介

アストリア軍

ユーマ (主人公)

竜に変身出来る気弱な少年。

相手を見つめるだけでどんな者でも惚れさせる、とんでもない天然ジゴロ。

ソニア

帝国の侵略にあえぐアストリア王国の王女。

勝気な性格だけど恋愛には奥手という手垢ベタベタのやつ。

キリカ

友好国であるアストリア王国支援のために駆け付けたエルフ。

狂信的なドラゴンマニア。

リンナ

キリカの侍女。

攻撃魔法キャラかと思いきや回復魔法も使いこなし、更にMP吸収魔法まで覚えるので、もう全部あいつ一人でいいんじゃないか状態に。

アグナム

見た目通り面倒見の良いアニキ分的な熱血漢。

世界を放浪して地図を制作するのが趣味だったり、料理が得意だったりといった意外な一面も。

マリオン

ユーマと共に帝国で人体実験を受けていた少女。

直死の魔眼()の持ち主。

レスティ

キリカのお兄さんでエルフ軍の団長。重度のシスコン。

物理攻撃も攻撃魔法も回復魔法もイケるオールラウンダー。

ジーナス

敵になったり味方になったりする謎の長髪イケメンクール天才テンプレ剣士。

原作では仲間にならなかったキャラですが、ゲーム開始時に選べる「リフレインモード」なら序盤から加入。

ただし「リフレインモード」でもストーリーは全く変化しないので、ジーナスVSジーナスになったりもします。

あくまで仲間としてのジーナスは本編に絡まないオマケ的存在。

でもデートは可能。

帝国軍

エクセラ

ある目的のためにドラゴンの力を欲する帝国皇女。

ジーナスと同様「リフレインモード」だと序盤から加入し、エクセラVSエクセラが発生したりします。

ゲオルグ

帝国騎士団の団長としてエクセラ皇女を補佐するイケボおじ。(FF12のバッシュと同じ小山力也氏)

ゼスト

帝国騎士団最強の狂戦士。

強い相手と戦う事だけを追い求めて相手にパワーアップを促したりしてしまう典型的な中期ベジータタイプ。

ヨアヒム

帝国騎士団に所属するサディスティックマッドサイエンティスト。

ユーマとマリオンの人体実験に携わった張本人。

ここが凄いぞ シャイニングレゾナンス リフレイン

  • 豪華な声優陣
  • サブイベント豊富でキャラクターの掘り下げをしっかりしている
  • 竜形態の爽快さ
  • 古き良き王道厨二ファンタジーストーリー
  • 充実のライブラリ
  • ロードが少ない&短い

豪華な声優陣

島崎信長、緑川光、瀬戸麻沙美、早見沙織、茅野愛衣、宮野真守、中村悠一、沢城みゆき、神谷浩史、水樹奈々、石塚運昇、皆口裕子、小山力也、保志総一朗、中井和哉、桑島法子などなど、名前を途中まで入力したら変換候補がすぐに出てくるような豪華ラインナップとなっております。

声優さんの事はあまり詳しくない私でも、どれもこれも聞いた事がある声です。多分有名人ですわ。

キャラクターの掘り下げがしっかりしている

デートイベントの他に日常的なサブイベントも豊富で、キャラクターの魅力を存分に引き出しています。

またキャラの着替え要素があり、戦闘時に制服や水着のキャラを操作する事も可能です。

竜形態の爽快さ

通常攻撃は行動ゲージを消費するため連発は出来ません。(行動ゲージは時間で自然回復)

対して竜形態に変身すると行動ゲージの消費が無くなり、ボタン連打で延々攻撃する事が可能に。

普段制限をかけている事により竜形態の気持ち良さが感じられやすくなっています。

強力な範囲攻撃ブレス連発でザコ敵を薙ぎ払うのは気持ちが良い。

充実のライブラリ

前述の用語解説の他、キャラクター図鑑とモンスター図鑑には解説テキストが添えられています。

いいぞいいぞ。

テキストの無い図鑑ほどガッカリなものはありませんわな。

あとカメラが真下にまで回せるというのも珍しい。

ここが残念 シャイニングレゾナンス リフレイン

  • とんでもなく処理落ちする
  • レベル至上主義の雑なバランス
  • 必殺技(フォース)が空気
  • 連戦ボスが多い
  • 戦闘中の操作キャラをワンボタンで変更したかった
  • セーブポイントが少ない
  • フィールドチャットの表示が遅すぎて機能していない
  • ダッシュ後のズサーッ要らないでしょ
  • リーゼロッテとアルフリーデの謎は放置?

尋常ではない処理落ち問題

とにかく私は処理落ちが一番気になりました。

ド派手な究極魔法を皆で一斉に使ったら処理落ちしてしまうとかそんな話ではなく、普通に戦っていて処理落ちしない方が珍しいくらい。

もうずーっとスローモーション。

マリオンなんてブレイクアタック使うだけで処理落ちって。

テストプレイしてないの?テストプレイした上でこれでいいと思ったの?え、まさか演出なの??んなバカな。

こういうところが面白いなぁとかゲームシステムのここがイマイチだよねぇとか、それ以前の話ですわ。

レベル至上主義の雑なバランス

ボス戦は特に顕著で、レベルが足りていないと操作キャラはまだしも味方NPCは速攻で殺されます。

しかも蘇生アイテムの所持数限界数が少ない上に、ボス連戦で消耗させられたり。

逆にレベルが相手を上回っていれば適当に通常攻撃をポンポン入力しているだけで勝ててしまう。

それであればメインストーリーを進めつつぼちぼちサブクエストも消化したくらいで次のボスと戦うとちょうどイイカンジのレベルになっている、というのが良バランスのゲームだと思いますが、本作は意識的にレベル上げをしないと敵とのレベル差がエグイ事になってきます。

メインストーリーを進めるためにガチレベル上げ作業が必要なRPGって久し振りです。

せっかくチューニングやフォースやスキルやキズナやB.A.N.Dというカスタマイズ要素があるのに、どれもこれも工夫したところでレベル差を覆せるほどの効果が見込めないのも残念。

そんなの初期設定のままでもいいからレベルを上げた方が早いという。

必殺技(フォース)が空気

一人4つまでしか設定出来ないのがまず辛い。

そして物理アタッカーの必殺技はほとんど溜めモーションが入るため通常攻撃ループの方が強いくらいなのも酷い。必殺技使ったら処理落ちもするし。

魔法キャラは回復魔法や蘇生魔法や状態異常回復魔法や補助魔法を積んだら攻撃魔法を積む余裕が無くなる始末。攻撃魔法使ったら処理落ちもするし。

操作キャラは仕方ないとしても味方NPCキャラは各技のON/OFF方式にすべきでは?テイルズオブファンタジアですらそうだったと思いますよ。

動画

オープニングから適当なところまで。

こちらはラストバトル。

そんでもってエンディング+全キャラ分の個別エンドです。

総評

敵のレベルはガンガン上がるのに取得経験値はあまり増えずレベル上げを強いられるというファミコンを彷彿とさせる作品。

当時流行っていたであろうMMOを意識しているのかもなぁと感じました。

ロードの短さやエンカウント時のシームレスなバトルへの移行等は快適なのですが、処理落ちとレベル上げでテンポを損なっています。

キャラはかわいいし王道すぎるストーリーも頭カラッポにして楽しめるのですけどね(誉め言葉)

惜しい作品だと思います。

いや、個人的には無心でするレベル上げは嫌いではないのですけども、でも処理落ちはアカン。

そうそう、攻撃が当たった時のヒットストップやSEは結構気持ち良いと思いました。

総評は「ふっっっっっっっっつーーーーーのアクションJRPG」です。

こういうのでいいんだよと感じる人もいれば、物足りないなぁと感じる人もいそう。幸楽苑の醤油ラーメン的な。

声優ファンやかわいいキャラ好きな人はどうぞ。

廉価版が出ているので新品も安いですししょっちゅうセールやっていますし中古も安いですし。

トロフィーコンプリートガイドはこちらです。

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