炎の剣、霞の鎧、力の盾
2022年9月16日より「Romancing佐賀グランドツアー2022!Romancing祭 佐賀東部編」ガチャが開催されています。
ラインナップはノエル、カタリナ、ギュスターヴです。
ここまでの佐賀ガチャラインナップを振り返ってみると、GBめがみ、RS2ノエルとロックブーケ、RS3モニカとカタリナと聖王、SF1オルロワージュ、SF2ギュスターヴ、SSGヴァッハ神、RSポルカ一家ということで作品毎の既出人気キャラを揃えたという感じ?
そうすると残った北部編はRS1アルドラ、USジュディ、ESセルマでいかがでしょうか。
と思わせておいてここでエミリアを出してしまうのがロマサガRS運営ですが。
SSノエル (研ぎ澄ました心で)
せっかく複数武器種が実装されたのに、複数武器種の第一人者とも言えるノエルの体術が来ないのはどういう了見なのでしょうか。
まさか体術ノエルがいた事を忘れていますか?カポエラキックかましますよ?
技
- 烈葉閃 (BP2→1 威力D 攻撃前に腕力アップ中)
- 残心 (BP8→6 威力B 1ターン回避カウンター)
- 楓嵐 (BP12→9 威力SSS 攻撃前に2ターンモラルアップ特大)
モラルアップ特大は言わずもがなですが、BP1で腕力アップ中も凄いですね。
そしてまた残心。
残心を使うと攻撃した後に回避カウンター状態になります。
回避カウンターは直接攻撃を回避して威力Cの打で反撃するというものです。
術や間接攻撃はカウンターしないどころかダメージを食らうので注意。
アビリティ
- 勇往邁進II (奇数ターン目開始時に腕力アップ中と3ターン攻撃強化特大、偶数ターン目開始時に1ターン防御弱下小)
- 賦活の練気III (常時与ダメージアップ & 攻撃命中時BP+1)
- テンションアップVII (常時与ダメージアップ)
漢ノエル、迫真の火力全振りスタイル。
攻撃命中時にBP+1以外は全部与ダメージに貢献するものです。
スタイルLV50補正値
- 腕力 110%
- 体力 72%
- 器用さ 76%
- 素早さ 98%
- 知力 36%
- 精神 72%
- 愛 45%
- 魅力 42%
周回で使うでしょうから素早さが高いのは良き。
成長
素早さ↑↑、器用さ↑
ノエル 総評
- 斬 単体イベントボス周回
- 継戦火力も鬼高いが高難易度運用には愛が求められる
とりあえず開幕に腕力アップとモラルアップ特大と攻撃強化特大を乗せた単体SSSをぶっ放せるので、イベントボス周回ではトップクラスの働きを見せます。
強力な単体斬使いは溢れ返っているので、魅力と感じるかどうかは手持ち次第ですね。
開幕一発だけでなく継戦火力も鬼神の如きですが、耐久アビリティが絶無であり更に偶数ターンには防御弱下まで付与されてしまいます。
残心で回避を狙う事も出来ますが火力が落ちては本末転倒。
せっかくのバカ高継戦火力を活かすにはそれなりの愛が必要です。
SSカタリナ (神前の誓)
三種の神器を装備した小剣カタリナです。
ゲーマーにとっては馴染み深い三種の神器。
いわゆる三種の神器と言えば、天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)、八咫鏡(ヤタノカガミ)、八尺瓊勾玉(ヤサカニノマガタマ)で天皇が伝世しているというのが通説ですが、2021年に佐賀県でも出土されたそうです。
しかも全国で結構出土されているらしく。
三種の神器って偉い人のお墓に一緒に入れるものだったのですね。
勉強になるゲームだぁ。
ご興味ある方は下記の佐賀新聞該当ページをどうぞ。
技
- ソニックピアス (BP2→1 威力E 斬+突 全体)
- アイスインパクト (BP9→7 威力D 突+冷 全体1-2回 攻撃するたび味方全体HP極小回復)
- 氷霧円舞剣 (BP13→10 威力B 突+冷 全体 味方全体に3ターン防御態勢(技/大))
防御態勢が久しぶりの登場。
敵の技攻撃(術ではない攻撃)のダメージを軽減してくれます。
ガードアップや防御強化やディフェンスアップとは別カテゴリーですので、これらと併せて使う事でより効果を発揮します。
超大事。
氷霧円舞剣に目を奪われがちですが、アイスインパクトもなかなかの良技です。
1回攻撃と2回攻撃が50%50%だとするとBP7で攻撃しつつ全体300前後回復ですもんね。
アビリティ
- 強者の決意 (ターン終了時にBP+2、BP11で戦闘開始)
- 癒しの波動 (ターン終了時に確率で味方全体HP極小回復)
- 小剣の天凛IV (常時与ダメージアップ & Resist時被ダメージ軽減 & Resist時確率で回避)
出ました優遇の象徴、天凛。
しかし癒しの波動ってITOKENが持ってたやつですよ。また随分と古いアビリティでバランス取ってきましたね。
スタイルLV50補正値
- 腕力 96%
- 体力 60%
- 器用さ 102%
- 素早さ 85%
- 知力 41%
- 精神 81%
- 愛 71%
- 魅力 39%
大剣に小剣に回復技まで持っているとこんな悲惨なステータスになってしまうのですね…
成長
器用さ↑↑、愛↑
カタリナ 総評
- (現状では)レアな味方全体への防御態勢(技)付与
- 突 全体周回
- 冷 全体周回
防御態勢(技)を付与出来るキャラって他にいましたっけ。
防御態勢(術)ならギュスターヴ、コンスタンツ、ツバキ辺りがいますが。
敵の火力をガンガン高め、対抗策として様々なカテゴリーの軽減手段を実装しガチャを引かせる。ソシャゲの常套手段です。
今は防御態勢付与キャラが少なく「防御態勢が無いと絶対無理!」というボスはいないですが、そのうち環境標準になる可能性は高いと考えられます。
まぁその時になったらもっと高性能な防御態勢付与キャラが来るでしょうから、最新コンテンツをいち早く攻略したいのか、それとも遅れてクリアでもいいのかというのもポイントです。
防御態勢以外にも、天凛持ちで火力と耐久力は十分、全体HP回復手段もある、BP回復が高く継承技も活かしやすいと至れり尽くせりです。
カタリナ好きな人にとっては、単体周回(要継承)でも全体周回でも高難易度でも使い所があるという素敵スタイルとなっております。
特に幻闘場が終わっていない人にとっては救世主となるでしょう。
SSギュスターヴ (俺のは手作業だぞ)
何を作っているのか説明が欲しいです…
なんだろうこれ。
笛?鬼太郎のオカリナ的な?
技
- 巻き打ち+ (BP4→3 威力A)
- 墨の絵付け (BP11→8 4ターン味方全体攻撃強化大 溜め状態 ファスト)
- ファイタースペシャル (BP15→12 威力SS 5ターンガードアップ特大)
墨の絵付けはファストで全体にバフを掛けた後に自身は溜め状態に移行。
1ターン休んでその次のターンにファストで全体に2ターンモラルアップ特大とBP+2と体力アップ小を付与します。
仮に開幕から使っていくと、各ターンで味方全体に下記のような恩恵があります。
- 攻撃強化大
- 攻撃強化大
- 攻撃強化大 モラルアップ特大 BP+2
- 攻撃強化大 モラルアップ特大
- 攻撃強化大
- 攻撃強化大 モラルアップ特大 BP+2
- 攻撃強化大 モラルアップ特大
はぇー、すっごい。
最大で与ダメージが50%近くアップするのも大変魅力ですが、BP+2がまた素敵。
ファストで確実に味方に恩恵を与えられるのも隙がありません。
アビリティ
- 攻勢結束II (味方全員生存時、味方全体の与ダメージアップ)
- 不退転 (ターン開始時にBP+1、BP12で戦闘開始)
- プロテクトハイテンション (常時与ダメージアップ、被ダメージ軽減)
プロテクトハイテンションと不退転は一昔前の人気キャラにありがちだった構成ですね。
もちろん今でも十分通用する強アビリティではあります。ちょっと寂しいですけど。
スタイルLV50補正値
- 腕力 106%
- 体力 99%
- 器用さ 78%
- 素早さ 78%
- 知力 32%
- 精神 112%
- 愛 30%
- 魅力 42%
こ、この精神の高さは…良い、良いですね。
キャラクター的にも似合っていて大変良い。
成長
体力↑↑、精神↑
ギュスターヴ 総評
- 難しい事を考えずに使えるパーティ大幅強化サポーター
- 高難易度アタッカーとしても
- 斬 単体イベントボス周回
順番が回ってきたら墨の絵付けを使う、それだけで高難易度攻略パーティに貢献出来るサポーター。
溜め状態は状態異常が天敵ですが、類稀なる精神の高さによってフォローがされています。やりますやん。
「ギュス様はサポーターじゃなくてアタッカーとして使いたい!」
分かる、分かりますよ。ご安心ください。
プロテクトハイテンションで高難易度アタッカーとしての最低限の火力と耐久力を確保しつつ、ファイタースペシャルでダメージを叩き出しながら自身はガードアップ特大、そしてBP3威力Aの巻き打ち。
さすがギュス様。
癒刃を継承させれば更に盤石です。
このガチャ、引くべき?
いつもの前提を置いておきます。
- キャラ好きなら溺愛出来るレベル
- それぞれ得意分野ではトップクラスの働きをする
- ジュエルに余裕があるなら取っておくに越した事はない
上記前提の上で、「キャラ愛が無い&ジュエルにもそこまで余裕が無い人が性能で引くべきか」という話ですが……「弱くはないが唯一性という意味では微妙なので見が無難」です。
ノエル … 斬単体火力の鬼。
カタリナ … 高次元でバランスよくまとまった性能+レアな防御態勢(技)付与。
ギュスターヴ … サポーターとしてもアタッカーとしても使えるファン垂涎の一品。
皆さんお強いのですけど、お強いだけという印象。
キャラ愛がある、1秒でも速く周回したい、該当の幻闘場が終わっていない、ジュエルがダダ余り、課金額に余裕がある、これらの方は前向きに検討して良いと思いますが、そうでなければ一旦見に回って良いかと。
総合評価について、手持ち状況やプレイスタイル等、各プレイヤーで様々な考え方がありますが全部ぶっ飛ばして無理やり評価するなら、カタリナ > ギュスターヴ > ノエルとしたいと思います。
個人的には
残りジュエル125,000ちょい。
ロマサガ1推し勢としてミンサガラッシュに備えてジュエルを貯めておかねばなりません。
というわけで残念ながらスルーです。
ギュスターヴちょっと気になるのですけどね。
同時開催のオルロワージュ/めがみ/モニカガチャのレビュー記事はこちらです。
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