ツンデレ戦乙女
いつかプレイしよういつかプレイしようと思いつつスルーしてしまっていた「ヴァルキリーエリュシオン」ですが、ようやくプレイ出来ましたので報告させていただきます。
北欧神話をモチーフとした重厚なストーリー、人々の死と生を描く悲哀満ちた群像劇、ドラマチックかつプログレロックなBGM、そして爽快なコンボや決め技といった要素で好評を博した「ヴァルキリープロファイル」の関連作品です。
公式のキャッチコピーは「新たなヴァルキリーの物語」。
980円でした。やっす。980円じゃあイマドキ味玉付きラーメンも食えんぜよ。
ストーリーとサブクエストコンプリートまで遊んで20時間でした。
それからトロフィー集めやらでウロウロして+8時間。
トロコンはねぇ、途中まで頑張ったのですけど一つエグイ虚無トロフィーがあったので諦めました。
あれやるなら終わったドラクエのレベル上げしていた方が有益ですわ…
ヴァルキリーエリュシオンとは
2022年にPS4/PS5/Steam(PC)から発売されました。
ヴァルキリープロファイルの開発はトライエースでしたが、本作はソレイユという会社。
ソレイユの代表作はNARUTO TO BORUTOというゲームだそうですが、すみません未プレイです。
ヴァルキリーエリュシオンの売上本数は2022年内でPS4とPS5を合わせて6万本ほど。多分国内のパッケージ版だけの数字だと思いますけど。
ちなみにヴァルキリープロファイルは全世界でダウンロード販売も含めると220万本らしいですよ。
条件が異なるので単純に比較は出来ませんけど、しかし凄いなぁ、220万というのも6万というのも。
ゲームシステム
コテコテの3DアクションRPGです。
ヴァルハラを拠点として、クエストを受注→地上界に舞い降りて目的をこなす→またヴァルハラに戻る、これを繰り返すミッション型。
オープンワールドではなく、クエストごとに完全に決められたフィールドやダンジョンを攻略するタイプです。
バトルについて
バトルは弱攻撃・強攻撃・ジャンプ・ステップ・ガード・MP消費技(魔法)というよくある基本操作に加え、「エインフェリア(味方NPC)召喚」と「ソウルチェイン(敵にブッ刺して高速接近するゼルダのフックショット的なやつ)」を駆使して戦うのが特徴。
属性の概念があり、敵の弱点に合わせた技の使用、敵の弱点に合わせたエインフェリアの召喚がバトルのキモになっています。
育成要素について
成長システムはレベル制ではなくスキルツリー制。
これまたよくあるやつですね。
敵がドロップする素材を使って、好きな順番に能力やアビリティを解放していくやつです。
あとは武器の強化要素もあります。同様に素材を使用。
ストーリー
オーディンVSフェンリルの神界戦争が勃発し、その影響で神々と人間のほとんどが滅び、終末†ラグナロク†へと向かっている世界が舞台。
神界戦争で力を使い果たしてヘロヘロになった主神オーディンは、滅びの予言ラグナロクに抗うべく残された力でヴァルキリーを召喚、ヴァルキリーに世界救済の任を命じる。というところから本編物語が始まります。
オーディン、フェンリル、ヴァルキリー、といったキャラはヴァルキリープロファイルでも登場しますが、キャラ的にもストーリー的にも全く別物です。
ヴァルキリープロファイルの続編ではないのでご注意を。
登場人物紹介
ヴァルキリー
主人公のツンデレ戦乙女。
死者の魂を探知・選別してエインフェリアとして使役する能力を持っている第六級の神様です。
設定としてはヴァルキリープロファイルのヴァルキリーと似ていますが別人。
オーディン
この世界の一番偉い神様(主神)で、ヴァルキリーの生みの親であり上司。
世界救済のため地上界に滞留する魂を浄化するようヴァルキリーに命じます。
CVは池田秀一さんではありません。残念。
フェンリル
先の神界戦争で主神オーディンにケンカを売った第二級の神様。
オーディンに敗れ封印されましたがゲーム本編で姿を現します。
雌らしいです。マジか。
ヒルド
行く先々でヴァルキリーの邪魔をしてくる謎の黒ヴァルキリー。
まぁ色々事情がありますやね。
アルマン
この世界の数少ない人間の生き残り。
「探し物」を求めて、アンデッドはびこるダンジョンだろうが一人で突き進む剛の者。本当に人間?
エインフェリアの皆様
ネタバレと言えば軽くネタバレなので一応折り畳みで
ヴァルキリープロファイルをプレイした事のある人にはお馴染みのエインフェリア。
ヴァルキリーの「死者の魂を使役する能力」によって部下になった人間たちです。
なんとビックリ、4人しか出てきません。
その分やり取りは豊富なので一長一短といったところ。
イーゴン
大剣を振り回す元騎士団長。
ヴァルキリーの良きパートナーとして最初から最後までサポートしてくれます。
外見や立場は「てめぇの顔も見飽きたぜ」さんと似ていますが、性格は意外と実直で協調性があり気遣い溢れる大人。
サイファ
弓を扱う知的な元商人。
出会った当初こそ卑屈なイジけキャラに皮肉屋キザキャラといった感じでしたが、最終的には誰よりも真っ直ぐヴァルキリーに尽くす臣下に。
4人の中だと一番好き。
あ、男性です。
クリストフェル
生前は戦う王女様。
民を想う強い心を持ち、それ故にヴァルキリーと衝突する場面も。
気品溢れるお堅い人物かと思いきや、眠いだのお茶が飲みたいだのとブツブツ言い始めるお茶目さん。
タイカ
神にも匹敵する魔力を持つ、角の生えた女の子。一応人間。
下がった眉毛を見て分かる通り控えめで弱気な性格ですが、やる時はやる信念の持ち主。
ベタですがそれがいい。
ここが凄いぞ ヴァルキリーエリュシオン
- 手堅く仕上がっているアクションバトル
- マルチエンドだが一周で全エンディング回収可能
- 充実のライブラリ機能
手堅く仕上がっているアクションバトル
弱点属性を突きながら敵を殲滅する戦略性、フックショットを利用した高速戦闘、派手すぎず地味すぎないエフェクト、分かりやすく簡単に繋がるコンボ、決まると気持ち良いパリィやジャストガードやカウンターと、目新しさこそないですが無難に爽快感のあるアクションバトルが楽しめます。
今風の3Dグラフィックでヴァルキリーをグリグリ動かして暴れまわる事が出来るというだけでもうワクワクしますやね。
欲を言えばもう少し強引なキャンセル回避が出来てもいいかなーと個人的には思いましたが、その辺のゲームバランスは人の好みでしょう。
エインフェリアを呼び出して共闘するという独特なシステムもなかなか面白いです。
マルチエンドだが一周で全エンディング回収可能
私は周回するのは構わないのですが、一般的に言えば忙しい現代人にとっては嬉しい話だと思います。
ストーリー道中のフラグ管理等も不要で、単純に最後のクエストでの行動でエンディングが分岐します。
まぁその分ヴァルキリープロファイルのように大きく物語が変わるわけでもありませんが、いずれのエンディングもそれぞれ味わいがあって良き。
充実のライブラリ機能
登場人物、モンスター、用語集、この辺りがコメント付きで確認可能です。
コメント付きのライブラリは良いライブラリ。
ここが残念 ヴァルキリーエリュシオン
- グラフィックが微妙
- ミニマップが無い
- 技のショートカットが足りていない
- 敵を倒す意味が薄い
- 意外性に乏しくシンプルすぎるストーリー
- 追加コンテンツのセラフィックゲートやヒルドがつまらない
グラフィックが微妙
2022年のゲームですよね?なんでこんなにグラフィックが微妙なのでしょうか。
2018年のGod of Warの方がよっぽど綺麗ですし、なんなら同じスクエニだったらFF15の方が綺麗では?いや最近FF15起動していないので妄想ですけど。
なんかフチの線が太かったり細かったりするのですよね。なにこれ。アニメ調なのかリアル調なのかはっきりしない感じ。
ムービーはまだマシですが、そのムービーもリップシンク(セリフと口の動きを合わせるやつ)すら出来ていない始末。まさか英語のセリフに合わせて口が動いているのか?北欧の神様が日本語喋ってたら変だとかそういう意識高い系?いや英語にしてもやっぱり違和感が。というか北欧神話って英語なのか?
あと人生で初めてゲームで酔いました。これが3D酔いってやつですかぁ。また一つ大人になってしまいました。
コンフィグでカメラを一番遠くして感度も下げたら少しマシになりましたけどやっぱり酔う。
せまっくるしい屋内での戦闘が多くてカメラが激しく動くからですかねぇ?あと処理落ちが酷いから?
それにしても何故この程度のグラフィックでガクガク処理落ちするのか謎です。
PS5に最適化されているからPS4だとガクガクとかそんな事情もあるのかもしれませんね、想像ですけど。
ミニマップが無い
「最近の親切なゲームに慣れすぎだろ」と思われるかもしれませんが、いやしかしこの手の3Dダンジョン探索型アクションゲームで画面右上にミニマップが無いのはかなりビックリしました。
全体マップはあります。でもボタンを押してゲームを止めてマップを開く必要があるのです。
マップには結構重要な情報が載っているので、しょっちゅうしょっちゅうマップを開いてゲームに戻ってマップを開いてゲームに戻って…恐ろしくうっとおしいです。
技のショートカットが足りていない
個人的に本作一番の残念ポイント。
メニュー画面から○×△□ボタンにそれぞれ任意の技(魔法)を割り当てておいて、R1を押しながら該当ボタンを押すとリアルタイム発動というタイプですが、敵の弱点が5属性あります。
枠足りないじゃん。
そして回復スキルや無属性大技のニーヴェルンヴァレスティも同様に4枠しかないショートカットに設定しないと使えません。
回復とニーヴェルンヴァレスティは常に入れておきたいじゃあないですか。
そしたら残り2枠。
敵は5属性。
圧倒的に足りないじゃん。
メニュー画面を開けばいつでもどこでもショートカットの内容を入れ替える事は可能です。
で?戦闘中にいちいちメニュー開いてショートカットの内容を入れ替えるの?色んな属性の敵が次から次にワラワラと出てくるアクションゲームで?
ナンセンスです。
2セット用意して切り替えられるようにしておけば良かっただけなのに。
グラがーとか、ストーリーがーとか、キャラがーとか、その辺はまだ人それぞれの感性によって良し悪しあるでしょうけど、ショートカットの枠が必要分に対して不足しているのはアクションゲームとして掛け値無しに残念です。
ショートカットの取捨選択が戦略性として昇華されているならまだしも、単純に手間なだけ。
敵を倒す意味が薄い
ドロップアイテム、ありません。
ヴァルキリーのレベル、ありません。
スキルや武器強化、ストーリーを進めていれば余裕で全開放分の素材が集まります。
武器の熟練度、ありますけど上げてもほとんど意味がありません。
というわけで敵を倒しても得るものが少なく、敵を倒すモチベーションが沸かないのですよね。
いくらアクションゲームだからって育成要素が乏しいのはちょっと寂しすぎる。
特に酷いのが武器の熟練度。
武器が6種類くらいあって、その武器を使って敵と戦うと武器ごとの熟練度が上がっていきます。
熟練度はG→F→E→D→C→B→A→S→SS→SSSと10段階あって、もちろん高ランクになるほど上がりづらくなるわけです。
では熟練度が上がると何が起きるのか。
FランクとCランクに上がった際にスキルが解放されるのみで、それ以外には何もありません。
C,B,A,S,SS,SSS、全部一緒。
超頑張ってSSSまで上げてもダメージが増えるでもなく見た目が変わるわけでもなく。
本気で意味が分かりません。
そんでもって「全武器の熟練度をSSSにしろ」というトロフィーよ。
レアドロップも無い、ヴァルキリーにレベルも無い、何も無い中で何にもならない熟練度を上げるだけの作業よ。
冒頭で「終わったドラクエのレベル上げしていた方がマシ」と言ったのがこれです。
ドラクエだってレベル99にしても倒す相手がいないですが、少なくともレベルを上げて与ダメージが増えるだけキモチイイですわね。
意外性に乏しくシンプルすぎるストーリー
一つ一つのクエストが非常に長く、クエスト中は戦闘ばかり。
つまりストーリーの進みが非常に遅いという事で、先が気になりづらい、のめり込みにくい作りになっています。
その肝心のストーリーも、こういった創作物を日頃摂取している人やヴァルキリープロファイル既プレイヤーからしたら想像出来てしまう展開です。
「こういうのでいいんだよ」と取るか「それはもう見たからウンザリ」と取るかは人それぞれだと思います。
んー難しい話ではありますが、んんん-…登場人物が少ないのがねぇ…
ストーリーをひっくり返すにしても役者が限られているので意外性が無いというか。
エンディング含むストーリーのネタバレなので折り畳みで
「世界が滅びそうだから世界を助けるために頑張って」「フェンリルは悪いやつだからぶっ殺してきて」とオーディンに命令されたヴァルキリー。
しかし当然オーディンも悪いやつでした。知ってた。
ニュアンスが異なる部分はありますが、ザックリと以下のようなお話です。
トゥルーエンドで語られるその衝撃の事実()、まずはこの世界の成り立ちについて。
- 大樹ユグドラシルは世界そのものであり、魂の循環を行っていた
- たまにユグドラシルに還りたがらない魂がいた
- 困ったユグドラシルは力ある者たちを呼び、ユグドラシルに魂を導く役目を与え、これを神と名付けた
- 魂は美味しいため魂を還さずに喰らってしまう神が現れ始めた
- ユグドラシルは魂が還ってこなくなってしまったため死んだ = 世界の終末ラグナロク
- 以来、ユグドラシル(世界)は滅びと再生を繰り返してきた
ここからはゲーム本編の時代のお話。
- オーディンVSフェンリルの神界戦争が勃発し世界滅亡の危機
- オーディンがフェンリルの封印に成功
- 魂を喰らいたいオーディンは、人間を攫って黒ヴァルキリー(ヒルド)として生まれ変わらせた
- オーディンはヴァルキリーに魂を集めさせこれを喰らい続けユグドラシル瀕死
- 人間の時の記憶を取り戻した黒ヴァルキリーは、オーディンに反旗を翻したフェンリルを解放
- 黒ヴァルキリーに寝返られたオーディンは、別の人間を白ヴァルキリー(主人公)として生まれ変わらせた
- オーディンとしては終末を迎えてもまた新しい世界作ればいいやって感じ
- 一方ヴァルキリーはエインフェリアと過ごす事で今の世界の事が気に入り、終末反対派に
- 世界には主神が必要だが、神界戦争でオーディンとフェンリル以外の神は絶滅
- ヴァルキリーは半神半人なので主神となる資格が無い
オーディンは人間時代のヴァルキリーを殺した張本人だったわけですね。
更には世界救済のためと嘘を吐いていたと。実際には今の世界は終わらせて次の世界に移行したがっていました。
現世界を護るためにオーディンもフェンリルも倒したい、けれどオーディンかフェンリルしか神が残っていないから両方倒したら主神がいなくなって世界は崩壊してしまう。詰んでいます。
そんなこんなで下記4パターンのエンディングがあります。
- オーディンの命令通りにフェンリルを討伐するエンド
- フェンリルに丸め込まれてオーディンを討伐するエンド
- 人間の時の記憶を取り戻し、当時の恋人アルマンと逃げ出すエンド
- 全ての真実を知りフェンリルもオーディンも討伐、黒ヴァルキリーと合体して自身が主神になる(!?)エンド
全9チャプターあるのですが、チャプター1~8まではオーディンの命令に従ってエインフェリアを集めたり神具を集めたりするだけ。
ラストのチャプター9に入ってこれらの説明がドドドドドドとされます。
なのでストーリーがとってもシンプルというか短い印象に。
このゲームにはエインフェリアを除くと、オーディン、フェンリル、黒ヴァルキリー、人間のアルマン、そして主人公のヴァルキリーしか出てこないので、もう役割がそれしかないだろって感じ。
フェンリルは悪いやつ、オーディンも悪いやつ、黒ヴァルキリーは悪いやつに見せて事情を抱えた良いやつ、アルマンは昔の恋人。そりゃそうだ。
追加コンテンツのセラフィックゲートやヒルドが…
シリーズ恒例のクリア後隠しダンジョン、やり込み要素であるセラフィックゲートですが、決められたレベル・決められた装備・決められた技でタイムアタックをする、というアクション特化のシステムに。
自分の育てたデータを使用する事は出来ません。
ついでにガブリエセレスタもイセリアクィーンも出てきません。
これをやり込み要素と呼ぶのだろうか。いや、呼ばない。
セラゲと同時に黒ヴァルキリー(ヒルド)が主人公のモードも追加されましたが、こちらも酷いです。
白ヴァルキリー(主人公)と同じようなキャラを操作しながら本編と同じダンジョンを進むだけです。
ストーリー、無し。
黒ヴァルキリーは一体何故こんな所でこんな事をしているのかという導入部分、無し。
おいおいマジか。
本編で掘り下げが足りなかった黒ヴァルキリーのあんな話やこんな話を補足してくれるのだとばかり。
まぁどちらも無料追加コンテンツですからオマケみたいなものですし仕方ないですね。
……いやーきついっす。
動画
オープニングから適当なところまで。
エンディング動画のため折り畳みで
こちらはオーディン討伐エンド → フェンリル討伐エンド。
フェンリル討伐エンドは41:50~
こちらは逃亡エンド → トゥルーエンド。
トゥルーエンドは9:45~
総評
なんか記事の半分くらいが残念ポイントの紹介だったような気がしますが、全体を通したら決してつまらなくはないですよ。
値段からどんなクソゲーかと戦々恐々でしたが、思ったよりも良い作品でした。
発売から1年半で980円という評価はちょっとかわいそう。
980円以上の価値はあります。
かと言って定価の8,000円オーバーは有り得ないですけど。
しっかしヴァルキリープロファイルガチファンからは不満が噴き出るでしょうね。
いくら「これはヴァルキリープロファイルの続編ではない」と言ってもやっぱりヴァルキリープロファイルファンが遊ぶ可能性が高いわけで、そうなると否が応でも期待してしまうわけですよ、神々の壮絶なバトルとか予想も付かないドンデン返しのストーリーとかドSお姉様のエーテルストライクとか変態イケボのメテオスウォームとか。
それはもう仕方ない。
しかし蓋を開けてみたら、キャラは新規、エインフェリアは激少ない、神もデラ少ない、決め技はヴァルキリーしか無い、大魔法も無い、厨臭い詠唱も無い、なのにストーリーは既視感バリバリで意外性が無いし短い。
企業として新規ユーザ獲得を狙った「新しいヴァルキリーの物語」なのでしょうけど、はてさて、最新のゲームに慣れ親しんだ若い新規ユーザはどれほどファンになってくれたのか。ヴァルキリープロファイルの続編を期待してしまった既存ファンはどれだけ落胆したのか。
総評は「北欧神話っぽいキャラが少しだけ出てくる、特別な強みもない平凡なアクションRPG」です。
汝、その諷意なる980円の中で安息を得るだろう、20時間くらい。
トロフィーコンプリートガイドはこちらです。