なんだお前は弱すぎるぞ これでは私の復活の儀式にもならぬぞ (初めて聞いた)
掲題の通り真サルーインをクローディア一人で討伐したのでそんな感じの攻略と動画です。
例によってオーヴァドライブやクイックタイムといった合成術、幻体戦士術、聖杯は未使用です。(竜人障壁はリマスター版で削除されました)
とは言ってもリマスター版追加要素有りなのでPS2版とは難易度が天と地の差ですが、私は狂人ではないのでこれで満足しております。
5人パーティだと細かいミスや仕様の勘違いもカバーが可能ですが単騎だと一手一手が致命傷になりかねないので、今回の挑戦は真サルーインと真剣に向き合う良い機会となりました。
「単騎攻略する気なんぞないわ」という人にも、この記事で真サルーインの魅力をより深くお届け出来たらこれ幸いでございます。
あと状態異常防御というステータスについて大切なお知らせもありますので。
有利になるリマスター版追加要素
- 能力値が80弱まで上がる
- クラスレベルが6まで上がる
- 新装備「宝石獣の盾」「銀の戦士の指輪」
- 状態異常防御101以上にしても大丈夫
- “Dモード武器 VS 敵Tモード以外” でも被ダメージ軽減
PS2版では能力値72が限界でしたので大幅強化。
クラスレベル6が解放される事によりクラス効果アップ、全消費BP-1、クラス対応消費EP-2段階、盾発動率アップ。
宝石獣の盾はサルーイン戦では水鏡の盾の上位互換と言え、銀の戦士の指輪は評価分かれるところですが私の場合は決め手の一つとなりました。
PS2版では状態異常防御100なら心の闇以外の状態異常を全カット、101以上だとバグで逆に状態異常が効いてしまうという状態でしたが、リマスター版では101以上でも全カットしてくれます。(後述)
またPS2版は “武器Dモード VS 敵Dモード” の時しか被ダメージ軽減が発生しませんでしたが、リマスター版では敵Tモード以外なら軽減しています。体感ですが多分。恐らく。きっと。
サルーインの各行動と対策
下記の行動に適切に対応する必要があります。
と言っても装備可能な数が決まっている以上全ての行動に完璧な対策を打つ事は不可能ですから、あちらを勃てればこちらが勃たず、どこを重視してどこを捨てるか、バランスを取るために試行錯誤するのが本当に楽しかったです。
- 第1形態のオブシダンソード(斬ダメージ&ライフ)
- ゴッドハンド (打ダメージ&即死)
- 各種術 (術ダメージ)
- デルタペトラ (石化)
- アビス (即死)
- ウインドカッター (ライフ)
- ペイン、クラック (スタン)
- 雷幻術 (気絶)
- 氷幻術 (マヒ)
- 火幻術 (狂戦士)
- 心の闇 (毒)
- 心の闇 (眠り)
- 心の闇 (悪夢)
- 心の闇 (恐怖)
- 心の闇 (呪い)
- 心の闇 (アーマーブレス解除&全能力-10)
心の闇の状態異常は耐性装備をしていないと回避不可、それ以外は状態異常防御100以上なら回避可能です。
片っ端から耐性防具やら危険度やら何やらを説明して行ってもいいのですがとても長くなりますしほとんどの人が読まないと思いますので結論から言いますと、状態異常防御100以上にしてあとはゴッドハンド対策の物理防御寄せ、という形で討伐しました。
物理防御を高めていると第1形態の突破が楽というのも精神衛生上とても大きいです。マジで大事。
心の闇対策
試行錯誤の紆余曲折の上、今回は心の闇に対しては無対策で落ち着きました。
死因はゴッドハンドの打ダメージ or 術の連携のどちらかになるわけですが、逆に言えばゴッドハンドと術のダメージを極限まで減らせれば状態異常にかかっても復帰するまで耐えられるという考え方です。
ステータスが上がっているお陰で毒も悪夢混乱も恐怖も呪いも2ターン前後で自然回復します。
眠り悪夢対策に魔石の仮面、呪い対策に霊木の腕輪がありますのでもちろんそれぞれで50戦ほど試しましたが、どちらも防御力が低すぎるのですよ。
今回ローザリア重装兵を使用していますが、防御力が5も変われば目に見えてダメージが変わります。
恐怖は竜の眼で回避出来ますがこちらも放置して銀の戦士の指輪の打耐性を取りました。50%で動けなくなるって?50%も動けるじゃないですか。
心の闇は使用頻度がそれほど高くない事、そして宝石獣の盾で回避出来る可能性がある事もスルーを決めた要因です。
状態異常防御について
心の闇以外の状態異常は全て状態異常防御100以上で防げます。
PS2版から謎の多かった状態異常防御という値。
リマスター版でも「状態異常防御+99にしても全然防いでくれんやん!」という嘆きがマルディアス中から聞こえてくるようです。
私も詳細まで把握しているわけではないのですが、(術防御合計+状態異常防御合計)/2が100を超えている必要がある説が濃厚です。
つまり流星刀の状態異常防御は+30と表示されていますが実質+15相当ですし、状態異常防御に何も表示されないヴェルニーアーマーは術防御特化なので内部的には大変優秀な状態異常耐性防具と言えます。
PS2版ではこの分かりづらい計算をしなければならない中で「状態異常防御100だと完全カットだけど101以上にすると効くようになってしまう」というとんでもないエロールの仕組んだ罠がありました。
リマスター版ではいくら高めてもしっかり状態異常をカットしてくれる事を確認しましたので、なんか状態異常防御高めても食らうんだけど?という場合はとりあえずもっともっと高めてみましょう。
装備とステータスと事前準備
状態異常防御を100以上にしつつ物理防御重視だけど術防御もそこそこという構成。
武器はロザ重のクラス対象外ですが小型剣の竜鱗の剣を採用。
装備すると火炎/冷気/電撃耐性がアップする優秀な武器ですが、何よりもクローディアが装備した時の見た目が良い。とても良い。
見た目に拘りがなければやはりグランドスラムのろばの骨が安定かと。
防具は基本的にガーラル補強で、ドミナントグラブは怪魚の石鱗。
フィールドアーマーは物理寄りに調整。
タイタスグリーブの起用は最後まで迷いましたが、レッグメイルでもクラックやデルタペトラやロッククラッシュは脅威にならない事が分かったので。ただし連携2段目以降はこちらの防御力半減でダメージ算出されるため、タイタスグリーブは連携ロッククラッシュを無効化してくれるというメリットがあります。
そして必須と勘違いしていたゴッドハンド即死対策のお守りor銀の戦士の指輪ですが、即死も状態異常防御で防げます。エアプ乙。だったらお守りよりフィッシュフックで状態異常防御100以上にすれば即死もマヒも防げてお得やんと。まぁ最終的に銀の戦士の指輪を装備していますけれど、これは前述の通り気絶耐性目的ではなくゴッドハンドの被ダメ軽減目的です。
真サルーイン5人討伐や極サルーイン戦では色々な防具を使いましたが、最後の最後で結局店売り防具が大活躍。なんともロマサガらしくて笑ってしまいます。
育成について
HPは700までは真サルーイン討伐後なら普通に伸びます。
そして700以上になるとどんな敵を倒しても低確率で成長するように。
水竜の神殿イベントのセケト宮殿で決定ボタンをセロテープで固定して放置しておけば999に到達します。アヤシイヤツ
ちょっとズルいですがレトロゲーマーの生活の知恵という事で一つ。
ちなみにこの方法でHPが成長するのはパーティ内のキャラだけで、パーティ外成長はしません。
ステータスは真サルーイン討伐後であれば70ちょいまでは適当に戦えば上がります。
それ以降は追加ボス相手にリセマラを繰り返します。
リガウ島の剣闘奴、スカーブ山のハルパー、ベイル高原の転蟲、サンゴ海のガーデンイールが個人的には素早く倒せると感じたのでこれら4体を倒してはステータス上がるまでリセットし、4体消化したらNew Game+を繰り返しました。
しかし80は遥か遠き理想郷ですね。
一番腕力の上がりやすい両手斧の履歴だけを残して3時間粘っても腕力78から動きませんでしたよ。
99とかイクのですかねぇ。
その他の事前準備
サルーインは第2形態に移行した直後の行動パターンを総戦闘回数で管理しています。
移行直後にゴッドハンドパターンは心と身体に優しくないのでゴッドハンドが来ないパターン、つまり火の鳥/クラック/デルタペトラ/ヴォーテクス/ダークネビュラを使うパターンを探します。
ラストダンジョン突入前でセーブをしておき、第2形態移行直後にこれら以外の行動を取ったらロードし直して雑魚と一戦してもう一度確認。これを繰り返していればそのうち上記の開幕非ゴッドハンドパターンに当たります。
それ以外の準備として、LPを回復してくれるエロールの恩寵を出すためにメルビルのエロール神殿でありったけの術を購入します。
同様に追加ダメージが期待出来るウコムはメルビルと南エスタミルのウコム神殿、状態異常を回復してくれるアムトは北エスタミルのアムト神殿、BPを回復してくれるミルザはクリスタルシティのミルザ神殿にそれぞれ奉納。
既に各キャラに術を覚えさせてしまっている場合は、術だけ引き継ぎ無しでゲーム開始すると良いですね。
術を購入して恩寵値を上げた後はサルーイン以外と戦闘をしてはいけません。細かい話は割愛しますが恩寵値が戻ってしまう場合があります。なので上記のサルーイン行動パターン決めが終わってから術を購入しましょう。
ただし恩寵は発動すると種類問わず10ターンのクールタイムが必要ですので、タイミングによってはアムトやエロールが欲しい時に来ないなんて事態も考えられます。今回の私のプレイで言えばミルザとウコムは無くても良かった、というか無い方が良かったかもしれません。
このサルーインの行動パターンと恩寵調整の2点はリマスター版追加要素有りならば必須ではありません。
万全を期したいという方はやっておくと楽、程度ですね。
実際の戦い方
竜鱗の剣と体術は終始Dモードで。
第1形態
この装備なら第1形態は楽勝です。
アーマーブレスをかけてかすみ二段と変幻自在で攻撃し、回復は練気で。
オブシダンソードなんてダメージ0でビックリします。
これが霊木の腕輪になるだけで200近く食らうようになるのでいかに防御力が重要か。
第2形態
開幕にリヴァイヴァをかけて、あとはリヴァイヴァが残り1ターンになったら貼り直すだけです。
毒はよっぽどHPが少なくなければ自然治癒で、回復させたいなら集気法。
恐怖はムーンライトヒールで対処。
眠りと悪夢はどうしようもないのでご安全に復帰出来るようお祈り。
全能力-10はアーマーブレスが消えるのが痛すぎるので速攻でかけ直しましょう。ただしリヴァイヴァも切れていたらリヴァイヴァ優先。
呪いは自然に治りますがガクンと下がったステータスが元に戻るまで時間がかかります。攻撃しても当たらなかったり大したダメージが出なかったりしますので無理せず回復重視で待ちましょう。
ソロ攻略時の剣の雨は盾ガードすると柱の数が戻らないという仕様です。
柱の数が戻らないと攻撃チャンスになりますが同時に被ダメも増えるのが悩ましいところ。
剣の雨のタイミングが読み切れる人は盾ガード狙いで剣を振るか、はたまた確実に柱を建て直させるために敢えて体術や術を選択するか駆け引きが出来ます。
残りHPが少なくなってくるとゴッドハンド使用率がグンと上がる発狂モードに突入。
ここからは長引くほど運ゲーが加速してしまうので攻撃重視で。
Dモード武器or体術を使用していればゴッドハンドのダメージを2桁に抑えられる事もありますが、術を使っていると普通に大ダメージを受けてしまいます。
あとDモード武器でも700ほど食らったケースもありました。柱の数もそこまで大きくは変わらなかったのでこれはTモードゴッドハンドでしょうか。
動画
常時3倍なので慣れない人は見難いかもしれませんがご容赦ください。私はさすがに慣れました。
「こんなの全部見るほど暇じゃないんだが?」という方は、13分からのゴッドハンドタイムとラストのエロールが見所ですのでよろしければ。
所感
結果だけ見れば余裕のよっちゃんに見えますが、挑戦すること丸3日、200戦はしました。
この構成にしてからはかなり安定していると感じましたので5回に1回くらいは勝てるんじゃないかなと思いますが。
しかし5人の時はいかに適当に戦っていたかを、そしてPS2版で達成した狂人たちの恐ろしさを痛感しましたね。
冒頭で述べたようにPS2版とは比較にならないほど楽になっていますが、やはりタイマンで真サルーインを倒すというのは一つのミンサガプレイヤーの夢だと思いますので今回達成出来たのは良かったです。
霊木の腕輪で挑戦していた時は第1形態に36回挑んで5回しか突破出来ていませんでした。ダメダメそんなの泣いちゃう。
悪夢で混乱して自分にセルバ張ってリヴァイヴァが上書きされてゴッドハンドで握り潰されて死んだのは衝撃的でしたね…
あとダークネビュラのダメージで死ぬとリヴァイヴァが発動しないというのも勉強になりました。
呪いが自然回復する事や、リヴァイヴァ復活しても下がったステータスが元に戻るまで時間がかかる事とかも知らなかったもんなぁ。
さて、次は極サルーインのソロ討伐ですね。
極サルーイン攻略記事はこちらです。
ミンサガリマスターの関連記事はこちらです。
https://tama-maga.com/category/game/minsaga/