ホーウ キューキョクノチカラト-ジョ-ダナ?
2022年12月1日に満を持して発売されたミンサガリマスター、追加ボスである極サルーインをようやく撃破しましたので攻略記事を投稿します。
RPG界の長い長い歴史にその名を深く刻み込んだ強ラスボスである真サルーインの更に強化版です。
プレイ時間130時間超、クリア回数20回。
これでミンサガリマスターでやれる事はやりきりました。
あぁ楽しかった……極サルーインとの死闘はまさに夢のような時間でした。
ささやかな縛りではありますが、下記は禁止しました。
- 合成術(クイックタイムやらオーヴァドライヴやら)
- 幻体戦士術
- 竜人障壁 (リマスター版ではそもそも出来ない)
- 聖杯
- パーティ内同クラスの使用
真サルーインの攻略記事はこちらです。
極サルーインと戦う方法
真サルーイン撃破後、各地に追加された10体のボスを倒し、更に真サルーインと同様ディステニィストーンを10個捧げる事で「究極の力に挑む!」という選択肢が増えます。
次の周からは各地の10体のボスを倒さずともディステニィストーンを捧げるだけで極サルーインと戦える事を確認。
というかそもそも最初から10体のボス倒さなくても良かったりして?
あと真サルーインを倒した後に真デスや真シェラハへの挑戦権も得られますが、これらを倒すのが極サルーインと戦う条件なのかどうかも不明。
まぁせっかくですからまずはボス10体と真デスと真シェラハを倒しましょう。
レアアイテムもくれますし成長率もいいですし。
で、次の周からはいきなり極サルーインと戦えると。それでいいじゃないですか。
全部すっ飛ばしていきなり極サルーインと戦いたいなんて人は稀でしょうが、もしどうしてものっぴきならない状況でそうせざるを得ないのであれば、いきなり極サルーインと戦えたかどうか教えてください。
極サルーインの能力について
HPはノーマルが3万、真が9万、極は細かい数値は不明ですがもしかしたら2倍の18万くらいあるかもしれません。
18万は無くても15万くらいは余裕でありそう。
とにかく無茶苦茶タフです。
真サルーインの討伐動画が25分だったのに対し、極サルーインの討伐動画はまさかの53分でした。マジかよ。誰が見るんだよ。
能力値はノーマルが60前後、真が90前後なので、極はオール99でしょうね。
各モードの行動パターン
クソ長い自分の動画を見直して、実際の各ターンの行動内容を確認しました。悩んでないでさっさと操作して。
モードの確認は新クラスの預言者を使用。(シェリル加入後、南北エスタミルで認定可能)
- 術
- 術
- T 心の闇
- 術
- 術
- T 剣の雨
- T 心の闇
- 術
- 術
- 術
- T 剣の雨
- A ゴッドハンド
- 術
- T 心の闇
- T 剣の雨
- 術
- 術
- T 心の闇
- 術
- A 剣の雨
- 術 ゴッドハンド
- T 心の闇
- 術
- 術
- T 剣の雨
- T 心の闇
- 術
- 術
- 術
- T 剣の雨
- 術
- 術
- T 心の闇
- T 剣の雨
- 術
- 術
- T 心の闇
- A ゴッドハンド
もちろん毎回上記のように動くわけではありません。
ここから読み取れる、モード別の行動パターンは下記の通りです。
- Aモード … 基本ゴッドハンド、レアケースで剣の雨
- Tモード … 剣の雨 or 心の闇 (レアケースでゴッドハンド?)
- Dモード … 未使用
- 術モード … 基本術、レアケースでゴッドハンド
動画には撮っていませんでしたが、挑戦している際にTモードでゴッドハンドも稀に使ってきた気がします。
酔っ払っていたので見間違えかもしれませんがスマホのメモに「Tゴッドハンド(は?)」というダイイングメッセージが残っていたので多分使うのでしょう。恐らく。
事前準備
基本的に真サルーインと同じです。
極サルーインに挑む=真サルーインを倒しているわけですから、あまり細かい事を書いても仕方ないと思いますが一応。
考えなければいけないのは、状態異常対策とゴッドハンド対策です。
特に行動が阻害される即死、気絶、恐怖(50%で行動不能)、眠り、マヒは防がないとジリ貧に。
その他、呪い(全ステータスダウンで解除不可)、毒、狂戦士もあります。
装備について
私の場合は紆余曲折を経て全員下記装備で討伐しました。
- 宝石獣の盾 … 心の闇ガード期待
- 魔石の仮面 … 心の闇の眠り対策
- 竜鱗の鎧 … 火炎/冷気/電気に耐性有り
- ドミナントグラブ … 怪魚の石鱗で水術対策
- タイタスグリーブ … 土術対策
- お守り … ゴッドハンドとアビスの即死 & 雷幻術の気絶対策
- 竜の眼(真) … 心の闇の恐怖 & 火幻術の狂戦士対策
- 流星刀 … 氷幻術のマヒ対策 (貫通しますけど)
呪い対策は捨てていて、マヒ対策も流星刀頼みでアマいです。毒は集気法でなんとかしてください。
この構成がベストかと言われると悩ましいところで、他にも選択肢はあると思います。
頭の魔石の仮面は破幻術持ちの1人にして他はスマートヘルムにすると防御力を高められます。破幻術で起こす前にゴッドハンドで握り潰されたので私は全員魔石の仮面にしましたが。また、妖精王の冠でマヒ対策という手も考えられます。マヒ対策出来るなら流星刀を精霊石の杖に変えて防御力アップです。
鎧は竜鱗の鎧以外に硬いフィールドアーマーか、恐怖と狂戦士を防ぐフラショナルがあります。フラショナルは雑魚イフリートのレアDROP限定なので集めるのがしんどいですが、確保出来れば竜の眼を外す事が出来ますね。
小手は霊木の腕輪で呪いを防ぐ事も可能。しかし呪いはステータスは下がりますが行動自体は出来るのでそこまで致命的だとは考えていません。もし霊木の腕輪を使う場合は武器に怪魚の石鱗を付けて水術耐性を確保しましょう。
足防具は唯一タイタスグリーブ固定で良いです。
ネックレスはアンバーマリーチやフィッシュフックがあります。銀の戦士の指輪で即死耐性を得られるならこれらにチェンジ。
リングは即死と気絶を防ぎつつ防御耐性も優秀な銀の戦士の指輪を使いたいところですが、フラショナルが無いなら竜の眼で。
つまり「お守り+竜の眼」もしくは「フラショナル+銀の戦士の指輪」という組み合わせが良いです。
これならゴッドハンドやアビスの即死を防ぎ、雷幻術の気絶を防ぎ、心の闇の恐怖や火幻術の狂戦士も防げます。
あとは眠りと呪いとマヒにどう対応するかは個人の好みで。
ちなみに進行速度【超早い】であれば、シフの竜の眼マラソンは30分で1周出来ます。ついでにお守りまで手に入る。
序盤のバルハルモンスターをクリアしたらいきなりテオドールが乱心しています。
私は今猛烈に感動する隙も無い。
フラショナルを30分で入手出来たらそれは奇跡以外の何物でもありませんからね。
術について
真サルーインと同様、リヴァイヴァ、ムーンライトヒール、浄化の水、アーマーブレス、ウェポンブレス、集気法、(必要に応じて破幻術)あたりが鉄板。
合成術を使うなら全員にHP自動回復付与の魂の歌も良き。ほんともう練気掌を考えた人は良い性格していますわ。
細剣の炎のロッド、両手大剣のフランベルジュ、両手斧の君主の大斧、衝槍のマリストリク、小型剣の水竜剣、打槍のウコムの鉾、これらを使えるキャラはリヴァイヴァと浄化の水が両立出来ますが、火と水どちらかしか使えないキャラはリヴァイヴァ優先で。
聖杯を使うなら聖杯でも両立出来ます。
戦い方
全員にディフレクト可能な片手武器(細剣/小型剣/長剣/曲刀/棍棒のいずれか)と盾を装備させました。
ディフレクトと盾は武器攻撃を選択したターンにしか発動判定が無い事に注意。
武器はAモードとDモードをスイッチ出来るように改造。
新クラスの預言者で敵のモードを確認しながら戦いを進めていく事をオススメします。狂人なら感覚で行動を読めるかもしれませんけども。
第2形態移行後は基本的にリヴァイヴァを維持しておきます。
第2形態移行直後にゴッドハンドを使われたら運ゲーが加速してしまうので、可能であれば第1形態の終わり際に少しずつリヴァイヴァを撒いていくと安定感が増すかと思います。
敵Aモード時
主にゴッドハンドを使用。
ゴッドハンドはディフレクト可能なので、囁き 祈り 詠唱 念じてDモード武器+Dモード技で全員攻撃。
Dモード武器を使うとディフレクトの発動確率が4倍になります。
また、Dモード技を使うと更にディフレクトの発動確率が上がります。
前回剣の雨から6ターン後のAモードであれば恐らくゴッドハンドではなく剣の雨ですが、ターン数えるのめんどくさいのでやられたらしゃーない。
敵Tモード時
心の闇か剣の雨を使用。
どちらも盾ガード可能なのでAモード武器で攻撃、もしくはどちらも全体攻撃のため瀕死キャラに回復術を置いておきます。
Dモード武器にしても盾ガード率は増えませんし、敵Tモードだと被ダメージ軽減効果もありませんのでAモード武器で攻撃する事で少しでもダメージを稼ぎます。(Aモード武器で攻撃すると与ダメージ1.3倍)
敵術モード時
各種術を使用。
被ダメージ軽減効果を狙ってDモード武器で攻撃 or Dモード体術で練気 or 術で回復やリヴァイヴァやアーマーブレス。
敵の術は盾回避出来ないのでこちらも術を使うチャンスです。
が、前述の通り敵術モードでもたまにゴッドハンドが飛んで来ます。これがイヤラシイ。レアパターンなのでやられたら笑顔でソフトリセットしましょう。マルディアスではよくある事。
ところでPS2版アルティマニアには「敵術モード時にはこちらがDモード武器にしても被ダメージ軽減効果が無い」というように書かれていますが、しっかり軽減されているように感じました。
ので一応敵術モードの時はDモード武器を使いました。
アルティマニアの誤植なのか、リマスターで仕様が変わったのか、はたまた私の勘違いか。
本当に敵術モード VS Dモード武器で被ダメ軽減効果が無いのであればAモード武器で攻撃した方がいいですね。
柱ギミックと陣について
真サルーインを倒すような猛者には説明不要だと思いますが、柱は毎回19本全て折れるようになるべく攻めましょう。
連携の陣が発動すると連携数*2の柱が折れますので、無理の無い範囲で狙っていくのが吉。
移動タイプの技だけで連携する挟撃陣や白馬陣や龍陣、移動タイプ以外だけで連携する三柱陣や龍陣がありますので、なるべく移動タイプなら移動タイプ、移動タイプ以外なら移動タイプ以外で染めて攻撃すると良いです。(今回私は全然意識していなかった)
討伐パーティ
主人公クローディアに、アルドラ、フラーマ、シェリル、詩人というパーティにしました。
チーム長生き。(クローディア除く)
よく考えたら長生きキャラって結構多いですね。フリーレとか竜騎士とかシルバーとかウコムのミニオンとか。
全員該当クラスレベル6、盾レベル6、体術レベル6(練気用)、各種術レベル6です。
クローデゅら (ローザリア重装兵)
真サルーイン戦ではクジャラート闘士で弓でしたが、ディフレクト可能な片手武器を使うためジョブチェンジ。
棍棒技のグランドスラムは使用時と追撃時で柱が2本折れるのでこれメインで。
かめごうら割りの永続DEFダウンはまず入りませんが淡い期待を抱いて第1形態で狙っていくのも一興。
あとは緊急時のマリストリク経由リヴァイヴァ。
正直ロザ重でなくても良かった気はします。
アルドラ (城塞騎士)
ディフレクト確率が上がる城塞騎士です。
周囲ディフレクトが狙える+盾も使える唯一の武器である長剣で攻撃。
フランベルジュ経由でリヴァイヴァも使えますが、一番ディフレクトの期待値が高いのでアルドラでリヴァイヴァは最終手段。
技は不動剣と共震剣をメインに。
不動剣って今まであまり使った事がなかったので知りませんでしたがメッチャ強いですね。
連携を狙うなら払い抜けが優秀。
フラーマ (海賊)
真サルーイン戦では立派に前衛を務めあげましたが、LPが低いので極サルーイン戦での前衛運用は厳しいものがあります。
最後列まで下げましたが、そうするとせっかくの海賊の行動順加速が活かせないというのが悩ましいところ。
共震剣、乱れ突き、変幻自在あたりで攻撃。
フラーマ殿はかわいいわね。
シェリル (預言者)
極サルーイン以外の追加ボス戦ではローザリア術法士で魂の歌を歌いながらグランドスラムとかめごうら割りで戦うスタイルでしたが、モードの調査をしたかったため預言者に。
これがバッチリハマりましたね。
預言者は長剣スキル無しですが周囲ディフレクトと盾に期待して長剣を持たせています。
敵術モード時はサポートに回り、ゴッドハンドや剣の雨や心の闇が来るターンは心形剣を使わせました。
今思えば不動剣の方が良かったですが何故心形剣?多分不動剣を閃いてなかったのだと思います。(記憶喪失)
預言者には火術スキルも含まれていませんのでリヴァイヴァの消費LPは黄色1です。
しかし本人のLPが多いので、LPが危なくなるまでリヴァイヴァを詠唱するのはシェリル優先としました。
詩人 (帝国海兵)
やはりサルーインとの因縁に決着を付けるのであれば入れないわけにはいかないでしょう。
リマスター版ではサルーイン戦で喋ってくれるかと思ったのに無言でした。悲しい。
武装弦楽祭でステータスアップを付与し、共震剣、乱れ突き、変幻自在で攻撃。
竜鱗の剣(小型剣)を使いたいという理由だけで帝国海兵をチョイスしましたが、連携可能技まで調べていなかったので全然活きませんでした。
他に小型剣に適性があるのはローザリア軽騎兵(Tモード武器で更に加速)、細工師(消費EP軽減)、アサシン(先制しやすくなる)、シーフ(消費EP軽減)しか無いのですよね。
細工師にして武器威力を上げる方向に改造した方がマシだったかもしれません。
陣形
真サルーイン戦と同様、見た目重視でスペキュレイション。
第1形態対策で前衛は一人にしておきましょう。
動画
挑戦しながら試行錯誤する事15戦ほど。
この装備と戦術にしてからは3戦目で討伐に至りました。
前述の通り丸々53分戦いっぱなしです。
53分もサルーイン戦のかっちょええBGMが聴けちまうんだ。悩んでないでさっさと操作して。
倒したのが平日深夜3時でしたが声出てしまいましたよ。
しかし改めて見返してみるとゴッドハンド少ないですね。
これじゃあまた「こんなにゴッドハンド少なかったら誰だって勝てる」って煽られちゃう。(真サルーイン戦動画にそんなコメントが付いていて笑ってしまいました)
長いので見る方はつまらないと思いますが、あとどれくらいで倒せるのか分からず、いつゴッドハンドが刺さるかも分からない中で、ラストのターンはかなりロマンシングでしたよ。
あと3ターン長引いていたら全滅していたかもしれません。
50分戦って全滅したら嗚咽ものです。
ところで第1形態で共震剣をディフレクトされまくっていますがたまたまなのか、それともディフレクトされやすい技というのがあるのか。
ミニオンとはラストダンジョンで戦っていません。
オブシダンソードのミニオンも倒すと「見切ったわガハハ」とか言いますけどあれはサルーインのディフレクトとは無関係ですよね?
そもそもオブシダンソードのミニオン戦で共震剣なんて使ってないですしねぇ。
単発攻撃だとディフレクトされやすいのでしたっけ?
だったら第1形態は乱れ突きで攻めた方がいいですかね。
※追記: 技毎にディフレクトされやすさが決まっています。共震剣はディフレクトされやすく、乱れ突きはディフレクトされにくいです。詳細は下記記事にまとめました。
所感
終わってみると相対的な強さで言えば、PS2版の真サルーインの方が手強かったようにも思います。
竜の眼やお守りといった重要装備が引き継ぎで増やせる事、ジュエルがいくらでも稼げる事、かかっている状態変化が確認出来る事(特にリヴァイヴァ)、そして新クラスの預言者が便利な事が追い風ですね。
しかし楽しかった。
あまりゲームをやり込まない方も、せっかくミンサガリマスターを手に取ったのであれば是非挑戦していただきたいと思います。
では次は4人で極サルーイン倒せるように頑張ります。
真サルーイン単騎撃破の記事はこちらです。
ミンサガリマスターの他の記事一覧はこちらです。
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