[ballon-left]在宅勤務3週間目のたまゆらです[/ballon-left]
新型コロナウイルスの影響拡大を受け、全国でテレワーク推進の動きが広がっています。
在宅勤務とも言いますね。
在宅勤務は文字通り「家で業務をする」事だと思いますが、テレワークってなんでしょうか。
テレフォンワークの略?
だとしたらコールセンター業務ならテレワークでいいですけど、電話を使わずPCを使ってインターネットで業務をする人はテレワークとは言わないのでは?
こういうのって気になりません?
私だけ?
テレワークの歴史
テレワークの発祥はアメリカで、古くは1970年代からあるそうです。
日本では1991年に「日本サテライトオフィス協会」という団体が発足、現在では「一般社団法人日本テレワーク協会」として活動しています。
結構昔からあるのですね。
テレワークという考え方が生まれた当初は、マイカー通勤による大気汚染の緩和が目的だったそうです。
現在は環境問題対策というよりは、働き方改革という側面が強い印象です。
テレワークの定義
日本テレワーク協会は、「テレワーク」を下記と定義しています。
テレワークとは、情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことです。
「テレワーク = 場所にとらわれない」ですので、自宅での業務に加え、移動中の業務、勤務先以外のオフィススペースでの業務、これらも全てテレワークと言います。
テレワークの種類の一つに在宅勤務があります。
ビールの種類の一つにラガーやスーパードライがあるように。
パスタの種類の一つにスパゲッティがあるように。
つまり、厳密に言えば「新型コロナウイルス感染拡大を防ぐためテレワークをしましょう」は誤解を招きかねない表現なのかもしれませんね。
テレワークの語源って?
そもそもteleという単語があります。
tele = 遠隔
work = 仕事
この2つを組み合わせてテレワークなのだそうです。
テレフォンワークの略ではありませんでした。
ちょっと待て、tele=遠隔ならtelephoneとphoneの違いは?
teleが遠隔。
だからtelephoneは電話。
ほうほうなるほどなるほど、電話は遠隔ですもんね。
じゃあphoneは?と思って調べてみると、
phoneも電話でした。
は?なにそれ。
telephoneもphoneも電話の意味。
phoneという単語は、「telephoneを短くした言葉」だそうです。
え、じゃあtelephoneという単語の中にあるphoneの元々の意味は?
頭がこんがらがってきましたが、phoneには「音」という意味もあるそうです。
つまり、
- 電話が発明された → tele(遠隔) + phone(音)でtelephoneと呼ぼう
- telephoneって長くね? → もうphoneでいいじゃん
という事なのですね。
また一つ賢くなってしまいました。
え、常識ですか?
ところで話は全然関係ないのですが、「電話が登場した時にtelephoneという単語が追加された」のなら、今でも新しい概念が生まれた時に英単語って増えているのでしょうか。
あくまで既存の単語の組み合わせで表現すると思っていたので、ちょっと意外でした。
あともっと関係ないのですが、たまゆらですが、Webミーティングの作法みたいなのを調べていたら日本語が流暢な佐藤さんを見つけました。
以上です。
礼儀正しい佐藤さん。
いや何故に外人。