ラーメン二郎をご存知でしょうか。
きっと名前と特徴くらいは聞いた事があるかと思います。
ニンニクヤサイマシマシアブラカラメに代表される謎のコール。
丼に山のように積まれたもやしと脂の塊。
行列やだなー、なんかよく分からないルールとかありそうで怖いなー、食べきれなかったら怒られるのかなー等、初見ではなかなか入りにくい店かと思います。
昨今のラーメン二郎のブームを受け、二郎インスパイア系と言う「二郎ではないけど二郎のようなラーメンが食べられる」店がたくさんあります。
こういうインスパイア店は、本家二郎より初心者でも入りやすいよう配慮されており、また食べやすい味付けになっています。
興味がある方は是非行ってみてください。
2年くらい前に橋本駅前に出来た「郎郎郎」もそんな二郎インスパイア店の一つです。
ジロウならぬサブロウと読むのらしいです。
イオン側の隣、地上1階の飲食街群の一角です。
元々「節の一分」という大勝軒ライクなラーメンを出していた店の跡地と記憶しています。
二郎ぽいラーメンだけでなく、蒙古タンメン中本みたいなラーメンも出しています。
いいとこ取りですね。
店の前にはごちゃごちゃと張り紙がしてあります。
色々メニューがある = 大衆に向けた店 = よく分からんローカルルールとか無い、と判断出来ます。
入店してみると以前と内装は変わっていませんね。
L字カウンターが7,8席ほどにテーブル席が3席ほど。
オーダーは食券です。
メニュー
「さぶろうらーめん」がいわゆる普通のラーメンでしょうか。
もう一つメインなのが中本風の激辛系「タンメン」。
その他にも「さぶろう味噌らーめん」、「さぶろうつけ麺」、「さぶろう油そば」、「肉丼」、「麻婆丼」、「冷やし中華」等があるようです。
とりあえずメインぽい「さぶろうラーメン」と「タンメン」をチョイス。
無料トッピングは?
油・揚げ・野菜の3種類。
油は背脂、揚げっていうのは揚げ玉の事ですね。
食券を渡す際に好みを聞かれますので、それぞれ増やしたければ店員に伝えてください。
ゼンマシ(全部増やす)でも伝わります。
刻みにんにくは卓上にあります。
いただきます。
生ビール、380円。
380円は安いですね。
素晴らしい。
卓上アイテムが充実しています。
にんにく、しょうが、カラメだれ、お酢、こしょう、からし、マヨネーズ。
マヨネーズとかからしとか何に使うんだろう…と思ったのですが、油そばとか冷やし中華とかあの辺でしょうかね。
さぶろうらーめん(ゼンマシ) 690円
非常にオーソドックスな二郎インスパイアと言った印象。
私は二郎本店にはあまり行った事が無いので、プロからすると「こんなの二郎じゃない!」と言われるかもしれませんが、個人的には違いもよく分からず美味しかったです。
チャーシューもトロトロでした。
これで690円で並びもしないのですから、満足度高いです。
天地返し。
麺も食べ応えのある太麺。
有頂天タンメン(辛4) 790円
こちらは中本風の激辛タンメン。
見た目そっくりなんですが。
辛さは結構細かく分かれています。
- 入門者 タンメン 760円(辛2)
- 有頂天 麻婆丼 690円(辛4)
- 有頂天 タンメン 790円(辛4)
- 特製有頂天 タンメン 890円(辛5)
- 有頂天 まぜそば 820円(辛6)
- 男気らーめん 820円(辛8)
- 特製男気らーめん 920円(辛9)
- 男気つけ麺 830円(辛12)
分かりづらいシステム…。
有料トッピングで辛15とか18とかもっと辛くする事も出来るようです。
オーダーした辛4の有頂天タンメンでも充分辛かったです。
というか私は辛4が限界。
個人的には、LEE30倍とかペヤング激辛と同じくらいだと感じました。
4でこれって、10とか15とかどうなるんだ…。
あ、味は美味しかったですよ。
中本本店は2度しか行った事が無いのでちょっと比較は出来ませんが。
アクセス
住所 : 神奈川県相模原市緑区橋本6丁目2
営業時間 : 11:00~27:00
行ったのは平日の19時前でしたが、カウンターにもテーブルにも空きがある状態でした。
何時が一番混むのかは分かりませんが、行列を作るという事はなさそうです。
個人的に飲食店で一番重視する要素は「並ばずに食べられる」なので、二郎っぽいラーメンが食べたくなったらまた行くかと思います。